Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20161015+dfsg-1_all bug

名前

       acleandir - netatalk の Apple Macintosh ファイルが含まれているディレクトリを掃除する。

書式

       acleandir [ -rnvi ] dirname

説明

       acleandir はディレクトリ dirname を掃除する。 デフォルトでは単に対応するデータファイルのな
       い 「孤立した (orphan)」AppleDouble ファイルを削除するだけである。

オプション

       -d     「孤立した AppleDouble ファイル」を削除した後、 AppleDouble  ファイルがない場合は、
              .AppleDouble  ディレクトリも削除する。  結果として、親ディレクトリにある dirname の
              finder の場所が失われる。

       -r
       -R     再帰モード。ディレクトリを再帰的に掃除する。

       -n     「孤立した  AppleDouble   ファイル」の名前を表示するが、削除はしない。   「孤立した
              AppleDouble ファイル」に リソースフォークがあることが分かった場合は、サイズを表示す
              る。

       -i     対話モード。 削除する前に確認のプロンプトを出す。 y  と返答すると、削除の実行を認め
              たことになる。

       -v     詳細表示モード。  削除される全ての「孤立した  AppleDouble ファイル」と .AppleDouble
              ディレクトリの名前を表示する。 「孤立した AppleDouble  ファイル」にリソースフォーク
              があることが分かった場合は、 サイズを表示する。

       -a     攻撃的  (aggressive)  モード。 「孤立した AppleDouble ファイル」だけでなく、 全ての
              AppleDouble ファイルを削除する。 .AppleDesktop ディレクトリが存在する場合は、それも
              削除する。  -d オプションが暗黙のうちに指定される。 全てのファイルの Macintosh タイ
              プ・クリエータと finder の場所が失われて、 Symantec 社の開発環境で使われる Projects
              ファイルなどでは 文書の内容が破壊されるので、注意して使うこと。

返り値

       不正なオプションが指定された場合や、  コマンドライン上でディレクトリが指定されていない場合
       を除き、 終了状態 0 を返す。

関連項目

       afile(1), afpd(1)

                                           26 Feb 1998                               ACLEANDIR(1)