Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20161015+dfsg-1_all bug

名称

     column — 入力を複数列に整形する

書式

     column [-tx] [-c columns] [-s sep] [file ...]

解説

     column は、入力を複数カラムに分けて整形します。 列より先に行を埋めます。 file が 指定されて
     いれば file を、指定されていなければ標準入力を処理します。空行は無視されます。

     オプション:

     -c      表示の幅を columns にしてフォーマットします。

     -s      -t オプションを使う時に、入力行をカラムに分ける区切り文字 (複数でも良い) を 指定しま
             す。

     -t      入力行のカラム数を判定し、表を作ります。 カラムの区切りは、 -s オプションで指定され
             た文字か、指定されていない場合は空白文字です。 画面表示をきれいに整形するのに便利で
             す。

     -x      行を埋める前に列を埋めます。

診断

     The column utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

環境変数

     COLUMNS  他に情報が得られない時に、画面の横幅を指定します。

使用例

           (printf "PERM LINKS OWNER GROUP SIZE MONTH DAY " ; \
           printf "HH:MM/YEAR NAME\n" ; \
           ls -l | sed 1d) | column -t

関連項目

     colrm(1), ls(1), paste(1), sort(1)

歴史

     column コマンドは 4.3BSD-Reno から登場しました。