Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20161015+dfsg-1_all bug

名前

       infnan - 無限大と無効値 (NaN) を取扱う

書式

       #include <math.h>

       double infnan(int error);

       -lm でリンクする。

説明

       関数  infnan()  は無限大と無効値 (NaN) の結果に対する適切な値を返す。 error の値は、無限大
       を表す ERANGE か NaN を表すそれ以外の値である。 errno も同様に設定される。

返り値

       errorERANGE (無限大) の場合、 HUGE_VAL が返される。

       error が -ERANGE (負の無限大) の場合、 -HUGE_VAL が返される。

       error がそれ以外の値の場合、NaN が返される。

エラー

       EDOM   error の値が無効値 (NaN) である。

       ERANGE error の値が正の無限大もしくは負の無限大である。

準拠

       4.3BSD.

注意

       この廃止された (obsolete) 関数は、 libc4 と libc5 で提供されていたが、 glibc2 では提供され
       ていない。

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。