Provided by: libwnn-dev_1.1.1~a021+cvs20130302-7_amd64 bug

名称


       jl_zenkouho_dai()        大文節全候補取りだし。

形式


       #include "jllib.h"

       int
       jl_zenkouho_dai(buf, bun_no, bun_no2, use_maep, uniq_level)
       struct wnn_buf *buf;          /* バッファ */
       int bun_no;                   /* 文節番号1 */
       int bun_no2;                  /* 文節番号2 */
       int use_maep;                 /* 前後への接続情報を用いる/否 */
       int uniq_level;               /* 結果をuniq にする/否 */

機能


       文節番号  bun_no  から文節番号 bun_no2 の前までの文節を大文 節として、全候補取り出す。ただ
       し、bun_no から bun_no2 まで は、一つの大文節に含まれていなくてはならない。返値として、 現
       在表示中の文節が、次候補列の内の何番目の候補であるかを返  す。その文節に対して全候補取りだ
       しを始めて行なった時には、 第一候補の場所(0 番目)に現在表示中の文節を持ってきて、0  を  返
       す。二回目以降は、その処理を行なわず、ただ単に、現在選択  中の文節が次候補列の中の何番目の
       候補であるかを返値として返 す。現在選択中の文節が次候補列の中に存在しない場合には、そ の文
       節を候補列の先頭に挿入し、0 を返す。

       use_maepがWNN_USE_MSE  の場合には、前の小文節と接続して大文節を 構成するもの、大文節の区切
       りとなるもの、大文節の区切りとならな            いものの順で優先されて候補が並べられる。ま
       た、WNN_USE_ATOの場合   には、後ろの小文節とつながって大文節を構成するようなものを優先  す
       る。両方指定する場合には、WNN_USR_ZENGOを指定する。

       「uniq_level」が WNN_NO_UNIQ なら、返ってきた候補をすべて用い る。WNN_UNIQ  なら、前への接
       続が同じで、漢字かな混じりの文字列  として同じものを同一のものとして、重複する候補を消す。
       WNN_UNIQ_KNJ なら、漢字かな混じりの文字列として同じものを同一 のものとして、重複する候補を
       消す。

リターンバリュー


       現在選択中の文節の、オフセットを返す。

                                          3 October 1991                       JL_ZENKOUHO_DAI(3)