Provided by: libwnn-dev_1.1.1~a021+cvs20130302-7_amd64 bug

名称


       msg_open()          メッセージファイルをオープンする。

形式


       #include "msg.h"

       struct msg_cd *
       msg_open( name, nlspath, lang )
       char *name;                   /* ファイル名 */
       char *nlspath;                /* パス記述 */
       char *lang;                   /* 言語名 */

機能


       メッセージファイル名 name、パス記述 nlspath、および言語名 lang から、 ファイルパスを組み立
       て、そのファイルを読み込む。ファイルの内容はメッ セージ毎に  struct  msg_cat  につなげられ
       る。

       ファイルパスの記述中には、"%N", "%L" を指定でき、パス名を組み立てる 時にそれぞれ、パラメー
       タで与えられたファイル名 name、言語名 lang に 置き換えられる。

       name の先頭が '/' の場合は、絶対パスと見なされ、nlspathは展開されず name  がそのままファイ
       ルパスとなる。

       lang  に NULL や空文字列が渡された場合には、環境変数 LC_MESSAGES、 LANG が順に調べらそこか
       ら言語名が取り出される。環境変数からも取り出 せなかった場合には、DEF_LANG が用いられる。

リターンバリュー


       メッセージの内容が展開されてつながれている構造体 msg_cat へのポイン
       ターが返される。メッセージファイルがオープンできない場合には、空の構
       造体が返される。name の先頭が '/'でない、かつ、nlspathが NULL か
       空文字列の場合は、NULLが返される。"%N", "%L" が展開できない場合や、
       メモリ領域が確保できない場合も、NULL が返される。

                                          7 October 1992                              MSG_OPEN(3)