Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20161015+dfsg-1_all bug

名前

       null, zero - データの掃きだめ

説明

       null または zero スペシャルファイル(special file)に 書かれたデータは捨てられる。

       null  スペシャルファイルを読むと常に  end  of  file  が返され (つまり、 read(2)  は 0 を返
       す)、対照的 に zero を読むと常にバイト数 0 (\0 文字) が返される。

       nullzero は一般的に次のようにして作られる:

              mknod -m 666 /dev/null c 1 3
              mknod -m 666 /dev/zero c 1 5
              chown root:root /dev/null /dev/zero

ファイル

       /dev/null
       /dev/zero

注意

       これらのデバイスが全てのユーザーに対して読み書き可能でない場合、  多くのプログラムの動作が
       おかしくなるだろう。

関連項目

       chown(1), mknod(1), full(4)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。