Provided by: apt_1.6.1_amd64 bug

名前

       apt-mark - パッケージの各種設定の表示、設定、設定解除

概要

       apt-mark {-f=ファイル名 | {auto | manual} パッケージ...  | {showauto | showmanual} [パッ
                ケージ...] } | {-v | --version} | {-h | --help}

       apt-mark {hold | unhold | install | remove | purge} パッケージ...  |
                {showhold | showinstall | showremove | showpurge} [パッケージ...]

説明

       統合フロントエンドとして使用することができます。例えば、パッケージを自動/手動インストール
       済みとマークしたり、dpkg の選択を保留、インストール、削除や完全削除に変更できます。例えば
       apt-get dselect-upgradeaptitude によりリスペクトされています。

自動および手動インストール済みパッケージ

       パッケージをインストールすると要求し、その結果、別のパッケージが依存関係を満たすためにイン
       ストールされた場合、依存関係に自動インストール済みとマークされます。いったん自動的にインス
       トールされたパッケージは、手動でインストールしたパッケージに依存されなくなると、そのパッ
       ケージは、例えば apt-getaptitude により削除が提案されます。

       auto
           auto は、パッケージを自動インストール済みとマークします。このパッケージに依存する手動
           でインストールされたパッケージがなくなると、このパッケージを削除します。

       manual
           manual は、パッケージを手動インストール済みとマークします。このパッケージに依存するほ
           かのパッケージがなくなっても、このパッケージを自動的に削除するのを防ぎます。

       showauto
           showauto は、自動的にインストールされたパッケージを、パッケージごとに改行して表示しま
           す。パッケージを与えなければ、自動的にインストールされたパッケージをすべて一覧表示しま
           す。パッケージを与えた場合は、そのパッケージが自動的にインストールされている場合にの
           み、表示します。

       showmanual
           showmanual は showauto と同様に使用できますが、手動でインストールされたパッケージの一
           覧を表示します。

   オプション
       -f=ファイル名, --file=ファイル名
           デフォルトの場所 (設定項目: Dir::State で定義したディレクトリの extended_status) では
           なく、パラメータ ファイル名 からパッケージの状態を読み書きします。

パッケージの変更を防ぐ

       hold
           hold は、パッケージを保留としてマークします。パッケージを自動的なインストール、アップ
           グレード、削除から防ぎます。

       unhold
           unhold は、以前保留したパッケージを、また操作できるようキャンセルするのに使用します。

       showhold
           showhold は、他の show コマンドと同様に、保留されているパッケージを出力します。

パッケージのインストール、削除、完全削除をスケジュールする

       apt-get dselect-upgrade のようないくつかのフロントエンドは、パッケージのインストール状態の
       事前のスケジュール変更を適用するために使用することができます。このような変更
       は、installremove (deinstall としても知られています) および purge オプションでスケジュー
       ルすることができます。特定のパッケージの選択は、それぞれ showinstallshowremove および
       showpurge で表示することができます。dpkg 選択とも呼ぶこれらの詳細については、dpkg で見つけ
       ることができます。

オプション

       -h, --help
           使い方の短い要約を表示します。

       -v, --version
           プログラムのバージョンを表示します。

       -c, --config-file
           設定ファイル。 使用する設定ファイルを指定します。 このプログラムは、デフォルト設定ファ
           イルを読んでから、この設定ファイルを読みます。 この設定をデフォルト設定ファイルよりも
           前に読む必要がある場合、 APT_CONFIG 環境変数に指定してください。構文については
           apt.conf(5) をご覧ください。

       -o, --option
           設定オプションのセット。任意の設定オプションをセットします。 構文 -o Foo::Bar=bar とな
           ります。 異なるオプションを設定するため、-o--option は、 複数回使用できます。

ファイル

       /var/lib/apt/extended_states
           自動インストールされたパッケージの状態一覧です。 設定項目: Dir::State::extended_states

関連項目

       apt-get(8),aptitude(8),apt.conf(5)

診断メッセージ

       apt-mark は正常終了時に 0 を返します。エラー時には 0 以外を返します。

バグ

       APT バグページ[1] をご覧ください。 APT のバグを報告する場合は、
       /usr/share/doc/debian/bug-reporting.txt や reportbug(1) コマンドをご覧ください。

翻訳

       倉澤 望 <nabetaro@debian.or.jp> (2003-2006,2009-2012), Takuma Yamada
       <tyamada@takumayamada.com> (2016), Debian JP Documentation ML <debian-doc@debian.or.jp>

       この翻訳文書には未訳部分が含まれている可能性があることに 注意してください。 翻訳がオリジナ
       ルに追従できていない場合、 内容を失わないようにこのようにしています。

著者

       O'Connor Mike[FAMILY Given]

       [FAMILY Given]

注記

        1. APT バグページ
           http://bugs.debian.org/src:apt