Provided by:
manpages-ja_0.5.0.0.20060115-1_all 
SYSCTL
ICMP では、いくつかのグローバルな IP パラメータを sysctl
を通して設定することがでい襦 これらの sysctl へアクセスするには、
/proc/sys/net/ipv4/* ファイルを読み書-
する方法と、インターフェースに対して sysctl(2) を用いる方法がある。
これらの sysctl のほとんどは特定の ICMP タイプに対するレート制限 (rate
limitation) である。 Linux 2.2 は ICMP
の制限にトークン・バケット・フィルタ (token bucket filter) を用いる。
それぞれの値は、バーストの後にトークン・バケット・フィルタがクリア
されるまでのタイムアウトを秒単位で表したものである。最小単位(jiffy)は
システム依存の単位で x86 システムは通常 10ms、alpha や IA64 では 1ms
である。
icmp_destunreach_rate
ICMP 不達パケット (Destination Unreachable packet)
を送る最大レート。 これは特定のルートまたは行-
先にパケットを送信するレートを制限する。 この制限は、 path MTU
discovery に必要な ICMP_FRAG_NEEDED
パケットの送信には影響しない。
icmp_echo_ignore_all
この値が非ゼロの場合は、 Linux はすべての ICMP_ECHO
要求を無視する。
icmp_echo_ignore_broadcasts
この値が非ゼロの場合は、 Linux はブロード-
ャストアドレスに送られたすべての ICMP_ECHO 要求を無視する。
icmp_echoreply_rate
ICMP_ECHOREQUEST パケットに応答する ICMP_ECHOREPLY
パケットの最大送信レート。
icmp_paramprob_rate
ICMP_PARAMETERPROB パケットの最大送信レート。
これらのパケットは不正な IP ヘッダを持つパケットが到着した場合に
送信される。
icmp_timeexceed_rate
ICMP_TIME_EXCEEDED パケットの最大送信レート。
これらのパケットはパケットがあまりに多くの hop
を通過した場合に、 ループを防ぐために送られる。
意
他の多くの実装では、 IPPROTO_ICMP raw ソケットがサポートされていない。
この機能は移植世必要なプログラムでは用いるべい任覆ぁ
Linux がルーターとして動作していないとい砲蓮 ICMP_REDIRECT
パケットは送信されない。
またこれらが受け取られるのも、発信元がルーティングテーブルに定義されている
古いゲートウェイで、リダイレクト・ルート (redirect route) が
適当な時間の後に期限切れになっている場合に限られる。
ICMP_TIMESTAMP から返される 64 ビットのタイムスタンプは、 1970 年 1 月
1 日からの経過時間をミリ秒単位で表したものである。
Linux ICMP は ICMP を送るために内部で raw ソケットを用いる。 raw
ソケットは netstat(8) の出力に 0 inode として出力される。
ン
ICMP_ADDRESS 要求に対するサポートは 2.2 で削除された。
ICMP_SOURCE_QUENCH は Linux 2.2 で削除された。
目
ip(7)
RFC 792: ICMP プロトコルの説明