Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       bashbug - bash のバグを報告する

書式

       bashbug [--version] [--help] [email-address]

説明

       bashbug は、bash 関連のバグ報告を所定の形式で作成してメールで送付するのを補助 するシェルス
       クリプトです。 bashbug は環境変数 EDITOR  で指定されたエディタを起動し、バグ報告形式の下書
       きの一時的なコピーを開  きます。ユーザは適切な項目を埋めてエディタを終了しなければなりませ
       ん。 すると bashbug は完成した報告を bug-bash@gnu.org あるいは email-address 宛に メールで
       送ります。報告をメールで送れない場合、この報告はコマンドを実行  したユーザのホームディレク
       トリの dead.bashbug というファイルに 保存されます。

       バグ報告形式の下書きは、複数の節からできています。最初の節には、  マシン、オペレーティング
       システム、bash のバージョン、コンパイル環境が 書かれます。2 番目の節にはバグの説明を書かな
       ければなりません。 3 番目の節にはバグを再現させる方法の説明を書かなければなりません。 4 番
       目の節(省略可能)は修正方法の提案のためのものです。 修正は歓迎されます。

環境

       bashbug は、以下の環境変数が存在していれば、これらを使用します:

       EDITOR 好みのエディタを指定します。 EDITOR が設定されていなければ、 bashbug はデフォルトで
              emacs を使います。

       HOME   メールでの送信に失敗したバグ報告が保存されるディレクトリ。

       TMPDIR 一時的なファイルやディレクトリが作成されるディレクトリ。

関連項目

       bash(1)

作者

       Brian Fox, Free Software Foundation
       bfox@gnu.org

       Chet Ramey, Case Western Reserve University
       chet@po.cwru.edu