Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       csplit - コンテキスト行に基づいてファイルをセクションに分割する

書式

       csplit [OPTION]... FILE PATTERN...

説明

       PATTERN  に基づいて  FILE を断片に分割して、 それぞれをファイル 'xx00', 'xx01', ... に出力
       し、 各断片のバイト数を標準出力に表示します。

       ファイルが - ならば標準入力から読み込みます。

       長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。

       -b, --suffix-format=FORMAT
              %02d の代わりに sprintf の FORMAT を使用する

       -f, --prefix=PREFIX
              接頭辞として 'xx' の代わりに PREFIX を使用する

       -k, --keep-files
              エラー発生時に出力ファイルを削除しない

       --suppress-matched
              PATTERN に一致する行を表示しない

       -n, --digits=DIGITS
              2 の代わりに指定された数字を使用する

       -s, --quiet, --silent
              出力ファイルの大きさを表示しない

       -z, --elide-empty-files
              空の出力ファイルを削除する

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       各 PATTERN には以下を指定できます。

       行番号 指定行の直前まで (その行は含まれない) をコピーする

       /正規表現/[オフセット]
              正規表現に一致する行の直前までをコピーする

       %正規表現%[オフセット]
              正規表現に一致する行の直前までをスキップする

       {整数値}
              直前のパターンを指定した数だけ繰り返す

       {*}    直前のパターンを可能なだけ繰り返す

       行のオフセットは '+' か '-' が必須でその後に正の整数値を指定します。

       GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> csplit の翻訳に
       関するバグは  <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書
       は   <http://www.gnu.org/software/coreutils/csplit>   にあります。    ローカルでは    info
       '(coreutils) csplit invocation' で参照できます。

作者

       作者 Stuart Kemp および David MacKenzie。

著作権

       Copyright  ©  2016 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
       later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO  WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       csplit  の完全なマニュアルは  Texinfo  マニュアルとして整備されている。もし、  info および
       csplit のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info csplit

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。