Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       mk_cmds - エラーテーブルコンパイラ

書式

       mk_cmds file

説明

       mk_cmds  は、コマンド名とそれに関連するヘルプメッセージを列挙したテーブルを、 ss(3) ライブ
       ラリと共に使用するのに適した、C のソースファイルに変換する。

       ソースファイルの名前はサフィックス ``.ct'' で終っていなければならない。 ファイルはコマンド
       ラインテーブルの名前を与える宣言で構成される。

       command_table name

       の後に

       [ request | unimplemented ] name, " string "[, abbrev]...;

       という形式のエントリが続き、テーブルの終りを示す

       end

       で終る。

       C のソースファイルが生成されるので、コンパイルして、 ss ライブラリを使うオブジェクトファイ
       ルとリンクする。

       ソースファイル中の ``#'' はコメント文字として扱われ、 ソースファイルの行末までの残りの文字
       列は無視される。

バグ

       オリジナルの  mk_cmdsyacc(1) に基づくとても簡単なパーサを使っており、 現在のバージョン
       の mk_cmds は awk と sed を組み合わせたスクリプトを使っているので、 エラーからの回復につい
       てはまだ十分とは言えない。

関連項目

       ss (3)