Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       cimag, cimagf, cimagl - 複素数の虚部を取得する

書式

       #include <complex.h>

       double cimag(double complex z);
       float cimagf(float complex z);
       long double cimagl(long double complex z);

       -lm でリンクする。

説明

       cimag()  関数は複素数 z の虚部を返す。

       次の関係が成立する:

           z = creal(z) + I * cimag(z)

バージョン

       これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       関数 cimag(), cimagf(), and cimagl() はスレッドセーフである。

準拠

       C99.

注意

       gcc では __imag__ を使うこともできるが、 これは GNU による拡張である。

関連項目

       cabs(3), creal(3), complex(7)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

                                            2013-06-21                                   CIMAG(3)