Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       difftime - 時刻の間隔の計算

書式

       #include <time.h>

       double difftime(time_t time1, time_t time0);

説明

       関数 difftime()  は時刻 time0 から 時刻 time1 までの経過時間を double 型で返す。各々の時刻
       はカレンダー時間で指定する。 つまり、紀元 (Epoch; 1970-01-01 00:00:00 +0000 (UTC))  からの
       経過時間を秒単位で指定する。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       difftime() 関数はスレッドセーフである。

準拠

       SVr4, 4.3BSD, C89, C99.

注意

       POSIX  システムでは  time_t は数値型なので、引き算の際に起こる可能性のあるオーバーフローを
       気にしない場合は、単純に

              #define difftime(t1,t0) (double)(t1 - t0)

       と定義できる。

関連項目

       date(1), gettimeofday(2), time(2), ctime(3), gmtime(3), localtime(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部  である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。