Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       sleep - 指定の秒数の間だけ休止する

書式

       #include <unistd.h>

       unsigned int sleep(unsigned int seconds);

説明

       sleep()  は、呼び出したスレッドを seconds 秒間または無視されないシグナルが到着するまで休止
       する。

返り値

       要求された時間が過ぎた場合はゼロを返す。    呼び出しがシグナルハンドラーに割り込まれた場合
       は、 休止の残り時間を返す。

準拠

       POSIX.1-2001.

バグ

       sleep()  は SIGALRM を用いて実装されている。そのため、 alarm(2)  と sleep() を混ぜて使用す
       るのは、まずい考えである。

       休止中にシグナルハンドラーから longjmp(3)  を使用することや SIGALRM のハンドリングを変更す
       ることは、定義されていない結果を生む。

関連項目

       alarm(2), nanosleep(2), signal(2), signal(7)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。