Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       strnlen - 固定長の文字列の長さを調べる

書式

       #include <string.h>

       size_t strnlen(const char *s, size_t maxlen);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       strnlen():
           glibc 2.10 以降:
               _XOPEN_SOURCE >= 700 || _POSIX_C_SOURCE >= 200809L
           glibc 2.10 より前:
               _GNU_SOURCE

説明

       strnlen()  関数は  s が指す文字列の長さをバイト数で返す。 長さには 終端のヌルバイト ('\0')
       は含まない。 また長さは最大で maxlen までであり、 strnlen() は s の最初の maxlen バイト の
       みを検査し s+maxlen より先を検査することはない。

返り値

       strnlen()  関数は maxlen 以下ならば strlen(s) と同じ値を返す。 s の指す文字列が最大 maxlen
       バイトまでにヌルバイト ('\0') 文字を含まない場合には maxlen を返す。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       strnlen() 関数はスレッドセーフである。

準拠

       POSIX.1-2008.

関連項目

       strlen(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部  である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。