Provided by: lxc-utils_4.0.12-0ubuntu1~20.04.1_amd64 bug

NAME

       lxc-usernet - 非特権ユーザのネットワーク管理用の設定ファイル

説明

       /etc/lxc/lxc-usernet  は、非特権ユーザが作成する可能性のあるネットワークインターフェースを
       lxc-user-nic プログラムが割り当てる際の制限を制御します。

   設定
       このファイルは、一行が以下のような形式の複数のエントリを持つ行から構成されます。

       user type bridge number

       もしくは

       @group type bridge number

       ここでそれぞれのエントリは以下のような意味を持ちます。

       user   このエントリを適用するユーザ名

       @group このエントリを適用するグループ名

       type   許可されるネットワークインターフェースのタイプ。現時点では veth  のみサポートされま
              す。

       bridge ネットワークインターフェースが接続されるブリッジ。  例えば  lxcbr0 のように指定しま
              す。

       number 指定したユーザもしくはグループが、指定したブリッジに接続できる、指定した形式のネッ
              トワークインターフェースの数。 例えば 2 のように指定します。

       あるユーザに対する指定が、ユーザ名とひとつ以上のユーザグループの両方で指定される可能性があ
       るので、そのユーザがネットワークインターフェースを作れるようにする設定が複数行にわたる可能
       性があります。  このような場合、あるインターフェースの作成は、設定ファイルに現れた順にユー
       ザもしくはグループの割り当てをカウントします。  もしある行の設定に対する割り当てが一杯の場
       合、他の割り当て行が現れるかファイルの最後に達するまで、残りの行を読み込んでチェックしま
       す。

SEE ALSO

       lxc(1), lxc-user-nic(1)

作者

       Daniel Lezcano <daniel.lezcano@free.fr>

                                            2022-02-04                             lxc-usernet(5)