Provided by: apt_0.7.9ubuntu17_i386 bug

NAME

       apt.conf - APT 設定ファイル

明
       apt.conf は、 APT ツール集のメイン設定ファイルです。
       この設定ファイルと共通のコマンドラインパーサを使って、
       すべてのツールを統一環兇濃藩僂任ます。 APT
       ツールの起動時には、APT_CONFIG 環曲竸瑤忙慊蠅靴神瀋蠅 (存在すれば)
       読み込みます。 次に Dir::Etc::Parts のファイルを読み込みます。 次に
       Dir::Etc::main で指定した主設定ファイルを読み込み、
       最後にコマンドラインオプションで、 設定ファイルより取得した値を上書-
       します。

       設定ファイルは、
       機能グループごとに系統立てられたオプションを木構造で表します。
       オプションの内容は、2 つのコロンで区切ります。 例えば
       APT::Get::Assume-Yes は、 APT ツールグループの、Get
       ツール用オプションです。 オプションは、親グループから継承しません。

       設定言語の文法は、 bind や dhcp のような ISC
       ツールをモデルにしています。 // で始まる行はコメントとして扱われます
       (無視)。 いずれの行も、

           APT::Get::Assume-Yes "true";

       の ような形式です。
       行末のセミコロンは必要ですが、ダブルクォートは使わなくてもかまいません。
       以下のように中カッコを使うと、新しいスコープを開くことがでい泙后

           APT {
             Get {
               Assume-Yes "true";
               Fix-Broken "true";
             };
           };

       また適宜改行することで、より読みやすくなります。
       リストは、開いたスコープ、クォートで囲まれた単語、
       そしてセミコロンと続けることで作成でい泙后
       セミコロンで区切ることで、複数のエントリを表すことがでい泙后

           DPkg::Pre-Install-Pkgs {"/usr/sbin/dpkg-preconfigure --apt";};

       /usr/share/doc/apt/examples/apt.conf
       /usr/share/doc/apt/examples/configure-index.gz
       は一般的な設定ファイルのサンプルです。
       どのように設定するか参考になるでしょう。

       #include と #clear の 2 つの特別な桔,あります。 #include
       は指定したファイルを取り込みます。
       ファイル名がスラッシュで終わった場合には、
       そのディレクトリをすべて取り込みます。 #clear
       は名前のリストを削除するのに便利です。

       すべての APT ツールで、 コマンドラインで任意の設定を行う -o
       オプションが使用でい泙后 文法は、完全なオプション名 (例:
       APT::Get::Assume-Yes)、 等号、続いてオプションの新しい値となります。
       リスト名に続::を加えることで、リストを追加することがでい泙后

APTプ
       このオプショングループは、ツール全体に影響のある、 一般的な APT
       の振る舞いを制御します。

       Architecture
           システムアーゥ謄チャ - ファイルを取得したり、
           パッケージリストを解析するとい忙藩僂垢襯◆璽-
           テクチャをセットします。 内部でのデフォルトは、 apt
           をコンパイルしたアーゥ謄チャです。

       Ignore-Hold
           保留パッケージの無視 - このグローバルオプションは、
           問題解決器に保留と指定したパッケージを無視します。

       Clean-Installed
           デフォルトで邑です。autoclean 機能が on の時、 ダウンロードで-
           なくなったパッケージをゥ礇奪轡紊ら削除します。 off
           の場合、ローカルにインストールされているパッケージは、
           削除対象から外します。 しかし、 APT は-
           ャッシュから削除したパッケージの再インストール方法を、
           直接提供するわけではないことに注意してください。

       Immediate-Configure
           即時設定無効 - この危険なオプションは、 APT
           の要求コードを無効にして dpkg
           の呼び出しをほとんどしないようにします。
           これは、非常に遅いシングルユーザシステムでは必要かもしれませんが、
           非常に危険で、パッケージのインストールスクリプトが失敗したり、
           もしくはもっと阿い海箸おい襪もしれません。
           自己責任で使用してください。

       Force-LoopBreak
           何をしようとしているのか「本当に」判っているのでなければ、
           絶対にこのオプションを邑にしないでください。 不可欠 (essential)
           パッケージ同士で、 競合 (Conflicts) /競合や競合/事前依存
           (Pre-Depend) のループに落ち込んだとい法
           不可欠パッケージを一時的に削除してループを抜けられるようにします。
           __
           このオプションは、tar, gzip, libc, dpkg, bash
           とそれらが依存している
           パッケージ以外の不可欠パッケージで動作します。

       Cache-Limit
           APT は「利用可能」情報を格納するために、 固定サイズのメモリマップ-
           ャッシュファイルを使用します。 このオプションは、その-
           ャッシュサイズを指定します。

       Build-Essential
           構築依存関係で不可欠なパッケージを定義します。

       Get
           サブセクション Get は apt-get(8) ツールを制御します。
           このオプションの詳細は apt-get(8) の文書を参照してください。

       Cache
           サブセクション Cache は apt-cache(8) ツールを制御します。
           このオプションの詳細は apt-cache(8) の文書を参照してください。

       CDROM
           サブセクション CDROM は apt-cdrom(8) ツールを制御します。
           このオプションの詳細は apt-cdrom(8) の文書を参照してください。

ACQUIREプ
       Acquire オプショングループは、 パッケージのダウンロードや URI
       ハンドラの制御を行います。

       Queue-Mode
           ゥ紂璽癲璽 - Queue-Mode は、 APT がどのように並列接続を行うか、
           host か access で指定でい泙后 host は、ターゲットホストごとに 1
           接続を開い泙后 access は、 URI タイプごとに 1 接続を開い泙后

       Retries
           リトライの回数を設定します。 0 でない場合、APT
           は失敗したファイルに対して、 与えられた回数だけリトライを行います。

       Source-Symlinks
           ソースアーカイブのシンボリックリンクを使用します。 true
           がセットされているとぁ可能ならコピーの代わりにシンボリックリンクが
           張られます。true がデフォルトです。

       http
           HTTP URI - http::Proxy は、 デフォルトで使用する http プロゥ靴任后
           http://[[user][:pass]@]host[:port]/
           という標準形で表します。ホストごとのプロゥ靴両豺腓蓮
           http::Proxy::<host> という形と、 プロ-
           シを使用しないという意味の特殊ァ璽錙璽 DIRECT
           を使用して指定することもでい泙后すべての設定は、 環曲竸
           http_proxy で上書い気譴泙后

           HTTP/1.1 準拠のプロゥ轡ャッシュの制御について、 3
           種類の設定があります。No-Cache はプロゥ靴紡个靴董 いかなる時も-
           ャッシュを使用しないと伝えます。 Max-Age
           は、インデックスファイル用のとい世荏信し、
           得られた時間よりも古かった場合に、
           オブジェクトをリフレッシュするようゥ礇奪轡紊忙惻┐靴泙后
           デフォルトでは 1 日となっているため、 Debian
           は日毎にそのインデックスファイルを更新します。 No-Store は、-
           ャッシュがこのリクエストを格納せず、
           アーカイブファイルのみ設定するよう指定します。 これは、非常に大い
           .deb ファイルでプロゥ轡ャッシュが汚れるのを、
           防ぐのに便利かもしれません。 注) Squid 2.0.2
           では、これらのオプションをサポートしていません。

           timeout オプションは、
           この方法でのタイムアウトまでの時間を設定します。
           これには、接続のタイムアウトとデータのタイムアウトが含まれています。

           リモートサーバが RFC 準拠でなかったり、 (Squid 2.0.2 のように)
           バグがあったりしたとい里燭瓩法
           パイプラインの深さの制御を設定します。
           Acquire::http::Pipeline-Depth により、 APT が送信で-
           るリクエストの回数を 0 から 5 の値で設定でい泙后
           リモートサーバが適切でなく、TCP 接続に時間がかかるとい蓮 _ftp_proxy で上書い気譴泙后 ftp プロ-
           シを使用するには、設定ファイルに ftp::ProxyLogin
           スクリプトを設定する必要があります。 プロ-
           シサーバに送信する接続コマンドを、このエントリに設定します。
           どのようにするのかは /usr/share/doc/apt/examples/configure-index.gz
           の例を参照してください。 その他にも、$(PROXY_USER) $(PROXY_PASS)
           $(SITE_USER) $(SITE_PASS) $(SITE) $(SITE_PORT) が利用可能です。
           いずれも、それぞれ URI を構成するトークンです。

           timeout オプションは、
           この方法でのタイムアウトまでの時間を設定します。
           これには、接続のタイムアウトとデータのタイムアウトが含まれています。

           設定のいくつかは、パッシブモードを制御するものです。
           一般的に、パッシブモードのままにしておく方が安全で、 ほぼどんな環-
           でも動作します。 しかしある状況下では、パッシブモードが無効のため、
           代わりにポートモード ftp を使用する必要があります。
           この設定は、プロゥ靴鯆未訐楝海籠団蠅離曠好箸悗寮楝柿竿未僕効です。
           (設定例はサンプル設定ファイルを参照してください)

           環曲竸 ftp_proxy の http url により FTP over HTTP のプロ-
           シが利用可能になります。 文法は上の http
           についての説明を参照してください。
           設定ファイルの中でこれをセットすることはでい泙擦鵝 また、効率が-
           いため FTP over HTTP を使用するのは推奨しません。

           ForceExtended の設定は RFC2428 の EPSV コマンドと EPRT
           コマンドの使用を制御します。デフォルトでは false です。
           これは、コントロールコネクションが IPv6 の時にのみ、
           このコマンドを使用するということです。 これを true
           にセットすると、IPv4 コネクションでも強制的に、
           このコマンドを使用します。 注) ほとんどの FTP サーバは RFC2428
           をサポートしていません。

       cdrom
           CDROM URI - マウントポイントの設定のみを行います。 /etc/fstab
           で設定されているように、 CDROM ドライブのマウントポイントを
           cdrom::Mount に設定しなければなりません。 (SMB マウントや古い mount
           パッケージなど) マウントポイントが fstab に欺劼任-
           ない場合、かわりにマウント・アンマウントコマンドも使用でい泙后
           文法は、cdrom ブロックを

               "/cdrom/"::Mount "foo";

           の形で欺劼靴泙后 スラッシュを後につけるのは重要です。
           アンマウントコマンドは UMount で指定することがでい泙后

       gpgv
           GPGV URI - GPGV URI 用の唯一のオプションは、 gpgv
           に渡す追加パラメータのオプションです。 gpgv::Options gpgv
           に渡す追加オプション。

リ
       Dir::State セクションは、
       ローカル状態情報に関するディレクトリを保持します。 lists は、
       ダウンロードしたパッケージ一覧を格納するディレクトリで、 status は dpkg
       の状態ファイルの名前を表します。 preferences は APT の
       設定ファイルの名前です。 Dir::State には、 /./ で始まらない
       全サブアイテムに付加する、デフォルトディレクトリを含んでいます。

       Dir::Cache は、 ローカル-
       ャッシュ情報に関する場所を格納しています。これは、
       ダウンロード済アーカイブの場所を示す Dir::Cache::archives
       と同様に、srcpkgcache と pkgcache のパッケージ-
       ャッシュの場所となります。 それぞれを空にセットすることで、-
       ャッシュの生成を無効にでい泙后 おそらく、srcpkgcache よりも pkgcache
       を無効にすることが多いと思います。 Dir::State と同様、Dir::Cache
       はデフォルトディレクトリを含んでいます。

       Dir::Etc は設定ファイルの場所を格納しています。 sourcelist
       はソースリストの場所を示し、 main はデフォルトの設定ファイルです。
       (APT_CONFIG で設定ファイルを指定された場合のみ、
       この設定の効果があります)

       Dir::Parts 設定は、指定されたディレクトリから、
       字句単位の全ての設定断片を読みこみます。
       これを設定した後に、メイン設定ファイルをロードします。

       バイナリプログラムは Dir::Bin で指定します。 Dir::Bin::Methods
       はメソッドハンドラの場所を指定し、 gzip, dpkg, apt-get, dpkg-source,
       dpkg-buildpackage, apt-cache はそれぞれプログラムの場所を指定します。

DSELECT APT
       dselect(8) 上で APT を使用する際、 DSelect セクション以下の設定項目で、
       デフォルトの動作を制御します。

       Clean
           ゥ礇奪轡絅リーンモード - この値は always, prompt, auto, pre-auto,
           never のうちひとつを取ります。 always と prompt
           は更新後、全パッケージをゥ礇奪轡紊ら削除します。 (デフォルトの)
           prompt では条件付い悩鐔します。 auto はダウンロード不能パッケージ
           (例えば新バージョンで置ご垢┐蕕譴燭發) を削除します。pre-auto
           はこの動作を、 新パッケージをダウンロードする直前に行います。

       options
           この変数の内容は、 install 時のコマンドラインオプションと同様に
           apt-get(8) に渡されます。

       Updateoptions
           この変数の内容は、 update 時のコマンドラインオプションと同様に apt-
           get(8) に渡されます。

       PromptAfterUpdate
           true の場合、 dselect(8) の [U]pdate
           実行時に、続行のためのプロンプトを毎回表示します。
           デフォルトはエラーが発生した場合のみです。

APT DPKG法
       数種の設定項目で APT がどのように dpkg(8) を呼び出すかを制御でい泙后
       DPkg セクションにあります。

       options
           dpkg に渡すオプションのリストです。 オプションは、リスト-
           法を使用して指定しなければなりません。
           また、各リストは単一の引数として dpkg(8) に渡されます。

       Pre-Invoke, Post-Invoke
           dpkg(8) を呼び出す前後で実行するシェルコマンドのリストです。
           options のようにリスト桔,濃慊蠅靴覆韻譴个覆蠅泙擦鵝 コマンドは
           /bin/sh を使用して呼び出され、 何か問題があれば、APT
           は異常終了します。

       Pre-Install-Pkgs
           dpkg(8) を呼び出す前に実行するシェルコマンドのリストです。 options
           のようにリスト桔,濃慊蠅靴覆韻譴个覆蠅泙擦鵝 コマンドは /bin/sh
           を通して呼び出され、 何か問題があれば、APT は異常終了します。 APT
           はインストールしようとする全 .deb ファイルのファイル名を、
           ひとつずつコマンドの標準入力に送ります。

           このプロトコルのバージョン 2 では、(プロトコルのバージョンや APT
           設定スペース、パッケージを含む) 詳細情報やファイル、
           変更されているバージョンを出力します。
           DPkg::Tools::options::cmd::Version に 2 を設定すると、 バージョン 2
           を邑にでい泙后 cmd は Pre-Install-Pkgs で与えられるコマンドです。

       Run-Directory
           APT は dpkg を呼び出す前にこのディレクトリに移動します。
           デフォルトは / です。

       Build-options
           これらのオプションは、 パッケージのコンパイル時に dpkg-
           buildpackage(1) に渡されます。
           デフォルトでは、署名を無効にし、全バイナリを生成します。

ン
       debug の多くのオプションは、
       普通のユーザにとって興味を引くものではありません。 しかし
       Debug::pkgProblemResolver で、 dist-upgrade
       の判断についての興味深い出力が得られます。 Debug::NoLockingは、 APT
       が非 root で操作でい襪茲Δ縫侫.ぅ襪離蹈奪を無効にしますし、
       Debug::pkgDPkgPMは、 dpkg を呼ぶ際のコマンドラインを出力します。
       Debug::IdentCdrom は、 CDROM ID の状態データの包含を無効にします。
       Debug::Acquire::gpgv gpgv 法のデバッグです。

例
       /usr/share/doc/apt/examples/configure-index.gz
       に、全利用可能オプションのデフォルト値を参照でい襦
       設定ファイルのサンプルがあります。

ル
       /etc/apt/apt.conf

目
       apt-cache(8), apt-config(8), apt_preferences(5).

グ
       APT _/usr/share/doc/debian/bug-reporting.txt や reportbug(1)
       コマンドをご覧ください。

者
       倉澤 望 <nabetaro@debian.or.jp> (2003-2006), Debian JP Documentation ML
       <debian-doc@debian.or.jp>

AUTHORS

       Jason Gunthorpe
           Author.

       APT team
           Author.

NOTES

        1. APT バグページ
           http://bugs.debian.org/src:apt