Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20100315-1_all bug

telinit

       /sbin/telinit/sbin/init   にリンクされている。   /sbin/telinit
       は一文字の引数を受け取り、                                         init
       にシグナルを送って適切な動作を行なわせる。    telinit    への指示には、
       以下に示すような引数が利用でい襦

       0,1,2,3,4,5,6
              指定されたランレベルに変更するよう init に伝える。

       a,b,c  /etc/inittab       中で、ランレベル        a,        b,        c
              のいずれかを含むエントリだけを実行するよう init に伝える。

       Q または q
              /etc/inittab ファイルを調べ直すよう init に伝える。

       S または s
              シングルユーザモードに切り替えるよう init に伝える。

       U または u
              (状態はそのままで)   自分自身を再実行するよう   init  に伝える。
              /etc/inittab     は調べ直さない。      ランレベルは      Ss12345
              のいずれかでなければならない。
              それ以外の場合は、この要求は黙って無視される。

       init      がプロセスに       TERM       シグナルを送ってから       KILL
       シグナルを送るまでの時間を、telinit           から指示することもでい襦
       デフォルトでは 5 秒に設定されているが、-t sec オプションで変更でい襦

       telinit は適切な特権を持ったユーザのみが実行でい襦

       init  のバイナリは、自分の  _D  を見て、  自分が  init   なのか
       telinit  なのかを判断する。 本物の init のプロセス ID は常に 1 である。
       よって、telinit を起動するかわりに init を起動しても構わない。

数
       init は子プロセスに以下のような環曲竸瑤鮴瀋蠅垢:

       PATH   /usr/local/sbin:/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin

       INIT_VERSION
              名前の通り。                あるスクリプトが                init
              により直接実行されたのかどうかを見分けるのに便利。

       RUNLEVEL
              システムの現在のランレベル。

       PREVLEVEL
              直前のランレベル (ランレベルを変更した場合に便利)。

       CONSOLE
              システムコンソール。これは実際はカーネルから継承したものである。
              しかしこれが設定されていなかった場合は、   init   はデフォルトで
              /dev/console を設定する。

グ
       ブートモニタ          (例えば          LILO)          から         init
       に様々なフラグを渡すことが可能である。                             init
       は以下のようなフラグを受け付ける:

       -s, S, single
            シングルユーザモードでブートする。   このモードでは   /etc/inittab
            を参照する。      またシングルユーザモードのシェルが起動される前に
            ブートアップ rc スクリプトが実行される。

       1-5  ブート時に入るべぅ薀鵐譽戰襦

       -b, emergency
            他の起動用スクリプトは実行せず、
            直接シングルユーザシェルへとブートする。

       -a, auto
            LILO         ブートローダは、         デフォルトのコマンドラインで
            (ユーザの介入なしに)  カーネルを起動すると、  コマンドラインに単語
            "auto" を追加する。 init  はこの単語を見つけると、"AUTOBOOT"  環-
            変数を        "yes"        に設定する。       ただしこの機能をセ-
            ュリティの判断には使えない。 あたりまえだが、 ユーザーは "auto" や
            -a を手動でコマンドラインに追加することもでい襦

       -z xxx
            -z                                            の引数は無視される。
            これを使うとコマンドラインが少し長くなるので、
            そのためにスタックを若干余分に使用するようになる。   すると   init
            にコマンドラインを操作し、                                   ps(1)
            に現在のランレベルを表示させるようにでい襦

ス
       init   はメッセージのやりとりのために、   /dev   にある   FIFO   である
       /dev/initctl  を  listen   している。   telinit   はこれを用いて   init
       と通信する。           このインターフェースは十分に文書化されていない。
       興味を持った人は、init     のソース     tar      アーカイブの      src/
       サブディレクトリにある initreq.h を調べてほしい。

ル
       init はいくつかのシグナルに反応する。

       SIGHUP
            init    は   /etc/initrunlvl/var/log/initrunlvl   を探す。
            もしこれらのどちらかのファイルがあり、     ランレベルが      ASCII
            コードで書かれていたら、    init    はそのランレベルに切り替わる。
            _telinit q が実行されたと-
            と同じ動作をする。

       SIGUSR1
            このシグナルを受け取ると、init は制御用 FIFO  である  /dev/initctl
            を一旦クローズして再オープンする。     ブートスクリプトが     /dev
            を再マウントした時に便利である。

       SIGINT
            通常、カーネルは  CTRL-ALT-DEL   が押されるとこのシグナルを   init
            に送る。 これにより ctrlaltdel アクションが実行される。

       SIGWINCH
            カーネルは    KeyboardSignal   ァ爾押されるとこのシグナルを送る。
            これにより kbrequest アクションが実行される。

拠
       init  は  System  V  の  init  と互換である。   init/etc/init.d
       ディレクトリや                                      /etc/rc{runlevel}.d
       ディレクトリのスクリプトと密接に連係しながら動作する。
       あなたのシステムがこの規則に従っているなら、 /etc/init.d ディレクトリに
       README                                                         があり、
       スクリプトがどのように動作するかが説明されているはずである。

ル
       /etc/inittab
       /etc/initscript
       /dev/console
       /etc/ioctl.save
       /var/run/utmp
       /var/log/wtmp
       /dev/initctl

告
       init                は、               生成したプロセスとその子孫とが、
       それらのために作ったプロセスグループに留まっていると仮定している。
       プロセスグループが元々のものと変わっている場合は、                 init
       はそのプロセスを                   kill                   でい覆い里如
       異なる二つのプロセスが同一の端末ラインから入力を読み込む、
       といった現象が起い討靴泙Σ椎柔がある。

値
       init          は、あるエントリが          2          分間に          10
       回以上繰り返して再生成されるのを発見すると、
       コマンド文字列に誤りがあるとみなし、
       システムコンソールにエラーメッセージを表示し、                        5
       分以上経過するかシグナルを受け取るまで、
       それ以上そのエントリの再生成を拒否する。
       こうすることによって、/etc/inittab            中に書ご岼磴いあったり、
       そのエントリで使用するプログラムが削除されている場合に、
       システム資源を使い尽くしてしまうことを防いでいる。

者
       Miquel  van  Smoorenburg  (miquels@cistron.nl)。  もとの  man  ページは
       Michael Haardt (u31b3hs@pool.informatik.rwth-aachen.de) による。

目
       getty(1),   login(1),   sh(1),   runlevel(8),   shutdown(8),   kill(1),
       inittab(5), initscript(5), utmp(5)

                                23 August 2001                         INIT(8)