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POSIX オプション
       -R     ディレクトリやそこに含まれるもののアクセス権を再帰的に変更する。

GNU オプション
       -c, --changes
              実際にアクセス権の変更があった file それぞれについての動作を詳細
              に表示する。

       -f, --silent, --quiet
              アクセス権を変更できなかったファイルについてのエラーメッセージを
              出力しない。

       -v, --verbose
              全ての file について変更した、もしくはしなかったという動作を詳細
              に表示する。

       -R, --recursive
              ディレクトリやそこに含まれるもののアクセス権を再帰的に変更する。

       --reference=file
              明示的に mode を指示する代わりに、参照用に指定した file のグルー
              プを使う。

GNU 標準オプション
       --help 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。

       --version
              標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

       --     オプションリストを終了する。

数値モード
       ファイルのアクセス権は内部的に 16 ビットの整数で保持されている。 シンボ
       ルでアクセス権を指定する代わりに、 これから変更するアクセス権の内部表現
       に対応した  8 進数 (基数 8) を使って指定することができる。 この数値は常
       に 8 進数として扱われる; C 言語のように数値の先頭に 0  を付加する必要は
       ない。  mode  に 0055 と指定するのと 55 と指定するのは同じである。 数値
       モードによる指定は、シンボルモードで指定するより大抵の場合短くすむが、
       アクセス権を絶対値で指定する。  mode の各数字により、以下で示すようなア
       クセス権のグループを選択する。  左側の省略された数値は  0  として扱われ
       る。  アクセス権を組み合わせるには、 各数字の OR をとるか各数字を合計す
       ればよい。

       特別なアクセス権
              1000 プログラムコードをスワップに維持
              2000 実行時にグループ ID を設定
              4000 実行時にユーザー ID を設定

       同じ UID のユーザー (u+)
              100 実行
              200 書き込み
              400 読み込み

       同じグループ (g+)
              10 実行
              20 書き込み
              40 読み込み

       その他のユーザー (o+)
              1 実行
              2 書き込み
              4 読み込み

環境変数
       変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を持つ。

準拠
       POSIX 1003.2 では -R オプションのみが必須である。その他のオプションを使
       用すると  互換性がないかもしれない。この標準では 't' の許可ビットについ
       て説明していない。 この標準では chmod が suid や sgid  ビットのクリアも
       しくは設定の拒絶での 一貫性を維持するべきかどうかについてをとり決めてい
       ない。たとえば、すべての実行ビットが クリアされる場合に  chmod  が  `s'
       ビットをどうするかまったくとり決めていない。

非標準モード
       ここまでのところでディレクトリに対する  `t'  ビットの使い方を説明した。
       いろいろなシステムでは、他の意味のないモードビットの組合せに特別な意味
       を与えている。   特に、Linux   は  System  V  系  (System  V  Interface
       Definition (SVID) Version 3 を 参照) に倣って、グループ実行許可を持たな
       いファイルの   sgid   ビットに、   そのファイルが強制ロック  (mandatory
       locking)        の対象であることを示させている。         詳細については
       /usr/src/linux/Documentation/mandatory.txt ファイルを参照。

注意
       このページでは  fileutils-4.1 パッケージでの chmod コマンドについて説明
       している。 その他のバージョンでは少し違いがあるかもしれない。  修正や追
       加は aeb@cwi.nl, aw@mail1.bet1.puv.fi, ragnar@ragnar-hojland.com 宛てに
       メールで連絡してほしい。        プログラムのバグについては         bug-
       fileutils@gnu.org へ報告してほしい。