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xmhAthena ウィジェットセット
       xmh は X Toolkit Intrinsics 、及び、 Athena ウィジェットセットを 使用す
       る。下で  ( スクロールバー、 buttonboxes 等 ) 示された多数の機能 は、実
       際には Athena ウィジェットセットの一部であり、そして、完全を期す ために
       のみここで示される。更に詳細な情報については、Athena  ウィジェッ トセッ
       トのドキュメンテーションを参照せよ。

   スクロールバー
       メインウィンドウのある部分には、グレーのバーを含む垂直のエリアが左側に
       ついている。このエリアは、スクロールバーである。ウィンドウ内のデータ
       が、 表示され得るより更に多くのスペースを必要とするときはいつでも、スク
       ロー     ルバーが使われる。グレーバーは、データのどの部分が見えるかを示
       す。従っ て、エリア全体の長さにわたってグレーであれば、データ全体が表示
       されてい る。前半がグレーであれば、データの上半分を見ている。メッセージ
       表示エリ アには、表示しているエリアよりメッセージのテキストが広いときに
       は、水平 のスクロールバーがついている。

       スクロールバーにおいてデータのどの部分が見えるかを変えるためにポインタ
       を利用しうる。ポインタボタン 2 をクリックすると、グレーエリアのトッ  プ
       は、ポインタの位置に動き、データの対応する部分が表示される。ポインタ ボ
       タン 2 を押せば、グレーエリアをドラッグしてまわることができる。これ  に
       よって、データのトップに行くのが容易になる。つまり、ボタン  2  を押し、
       スクロールバーの上を外れるまでドラッグし、離しなさい。

       ボタン  1  をクリックすると、ポインタの右側のデータは、ウィンドウのトッ
       プにスクロールする。ポインタボタン 3 をクリックすると、ウィンドウのトッ
       プのデータは、ポインタのある位置にスクロールダウンするであろう。

   BUTTONBOX, ボタン、メニュー
       長方形あるいは丸い境界に囲まれている多くの単語、または短い句を含むエリ
       アは  buttonbox  と呼ばれる。実際に、おのおのの長方形あるいは丸いエリア
       は、ポインタをそこに動かして、ポインタボタン  1  を押することによって押
       すことのできるボタンである。ある  buttonbox  がそれに合う以上に多くのボ
       タンを持っているときには、スクロールバー付きで表示され、常に望むボタン
       にスクロールし得る。

       いくらかのボタンは、プルダウンメニューを持っている。ポインタがこれらの
       ボタンのうちの  1  つの上にあるときにポインタボタンを押すと、プルダウン
       メニューが表示される。ボタンを押し続けたままメニューの上でポインタを動
       かす (これを「ポインタをドラッグする」と呼ぶ)  と、メニュー上の選択可能
       な項目をポインタが通過するにつれて、それらの項目がハイライトされる。メ
       ニューにおいて項目を選択するためには、そのアイテムがハイライトされてい
       る間にポインタボタンをリリースしなさい。

   相対的なエリアサイズの調整
       もしあなたがメインウィンドウの様々なエリアのサイズに満足していないけれ
       ば、それらは容易に変えられる。各領域の間の境界の右端の近くには、   grip
       と呼ばれる黒いボックスがある。単にポインタでグリップをポイ ントし、ポイ
       ンタボタンを押し、上または下にドラッグし、リリースする。何   が起きるか
       は、どのポインタボタンを押したかによって変わる。

       ポインタボタン  2  でドラッグするならば、その境界のみが動くであろう。こ
       のモードは最も理解しやすいが、最も役に立たない。

       ポインタボタン  1  でドラッグするならば、上のウィンドウのサイズが調整さ
       れる。xmh はそれより下のウィンドウを調整して補償しようと試みる。

       ポインタボタン  3  でドラッグするならば、下のウィンドウのサイズが調整さ
       れる。xmh はそれより上にあるウィンドウを調整して補償しようと試み る。

       全てのウィンドウは、最小、及び、最大サイズを持っている  ;  ウィンドウに
       無効なサイズを持たせるであろう点を過ぎて境界を動かすことは決して許され
       ないであろう。

メールを処理する
       このセクションでは、選択されたフォルダ、現在のフォルダ、選択された メッ
       セージ  、現在のメッセージ、選択されたシーケンス、及び、現在のシー ケン
       スの概念を定義するであろう。各 xmh コマンドは、導入される。

       カスタマイズにおける使用のために、各コマンドと対応するアクション手続き
       が行  われる  ;  これらのアクション手続きは、ユーザインタフェース、特に
       キーボー               ドアクセラレータ、及び、アプリケーションリソース
       CommandButtonCount  によって作成された任意のボタンボックスにおけ るボタ
       ンの役割をカスタマイズするために使われ得る。

   フォルダとシーケンス
       フォルダは、メールメッセージの集合を含むか、空である。xmh は、 1 つのレ
       ベルのサブフォルダを持つフォルダをサポートする。

       選択されているフォルダは、がフォルダボタン上のバーに  foldername が現れ
       るもののどれかである。これが必ずしも現在表示されているのと同じフォルダ
       であるとは限らないことに注目しなさい。選択されているフォルダを変えるた
       め には、単に所望のフォルダボタンをポインタボタン 1 で押しなさい ; その
       フォルダがサブフォルダを持っているならば、プルダウンメニューの   中から
       フォルダを選択しなさい。

       目次すなわち  toc  は、表示しているフォルダのメッセージをリストする。目
       次の上のタイトルバーは、表示されているフォルダの名前を表示する。

       toc  タイトルバーには、表示しているフォルダの中の表示されているメッセー
       ジのシーケンスの名前も同様に表示される。全てのフォルダには、そのフォル
       ダの全てのメッセージを含む暗黙のシーケンス  ``all'' があり、 toc タイト
       ルバーの初期表示は、 ``inbox:all'' である。

   FOLDER (フォルダ) コマンド
       Folder (フォルダ)  コマンドメニューは、グローバルな性質のコマンドを含む
       :

       Open Folder (フォルダを開く)
               選択されているフォルダにおけるデータを表示する。このようにし
               て、選択さ れているフォルダは、表示されているフォルダにもなる。
               このコマンドと対応するアクション手続きは、
               XmhOpenFolder([foldername]) である。選択され開かれる フォルダの
               名前として任意引き数をとる。フォルダが指定されなければ、選択さ
               れているフォルダが開かれる。このアクションは、フォルダメニュー
               ボタン、も   しくは、フォルダメニューからのイベントトランスレー
               ションの一部として、 もしくは、フォルダメニューボタンまたはフォ
               ルダメニュー以外のいずれかの ウィジェットへのキーボードアクセラ
               レータのバインドとして指定されるかも しれない。

       Open Folder in New Window (新しいウィンドウにフォルダを開く)
               追加のメインウィンドウに選択されたフォルダを表示する。しかし、
               xmh  は同じフォルダを一度に一つ以上のウィンドウに表示しようとす
               る ことを禁止しないが、確実に表示することはできないことに注意せ
               よ。 対応するアクションは、 XmhOpenFolderInNewWindow() である。

       Create Folder (フォルダを作成する)
               新しいフォルダを作成する。新しいフォルダの名前を入力するようプ
               ロンプト が出る。名前を入力するには、表示された空白のボックスに
               ポインタを移動し、   タイプせよ。サブフォルダは、親フォルダ、ス
               ラッシュ、そして、サブフォル ダ名を指定することによって作成され
               る。例えば、  ``clients'' という名前 の既存のフォルダのサブフォ
               ルダである  ``xmh''   という名前のフォルダを作   成するためには
               ``clients/xmh''  とタイプする。 完了したら Okay ボタンを クリッ
               クするか、単に Return  をタイプしなさい。この操作をキャンセルす
               る  ためには、 Cancel をクリックしなさい。 Create Folder に対応
               するアクション は XmhCre-ateFolder() である。

       Delete Folder (フォルダを削除する)
               選択されたフォルダを破壊する。この動作を確認するように要求され
               る  (  確認ダイアログボックスを参照せよ  ) 。フォルダを破壊する
               と、そのフォ ルダのあらゆるサブフォルダも同様に破壊する。  対応
               するアクションは、 XmhDeleteFolder() である。

       Close Window (ウィンドウを閉じる)
               変更が何も失われないことを最初に確認した後、  xmh  を終了する。
               或いは、追加の xmh ウィンドウから選択されたならば、単にそのウィ
               ンドウを閉じる。対応する action は、 XmhClose() である。

   ハイライトされているメッセージ、選択されているメッセージ、
   現在のメッセージ
       目次のエリアにおいて、連続するメッセージの集まりをハイライトすることが
       可能である。メッセージをハイライトするためには、ポインタボタン  1  をク
       リックしなさい。メッセージの範囲をハイライトするためには、最初のメッ
       セー ジでポインタボタン 1 を、最後のメッセージでポインタボタン  3  をク
       リック  するか、或いは、ポインタボタン  1  を押し、ドラッグし、離しなさ
       い。選択 されたメッセージの範囲を拡張するには、ポインタボタン 3  を使い
       なさい。 目次において全てのメッセージをハイライトするためには、ポインタ
       ボタン 1 を素早く 2 回クリックしなさい。

       選択されているメッセージは、ハイライトされているメッセージが存在すれ
       ば、 それと同じである。ハイライトされているメッセージがなければ、選択さ
       れて いるメッセージは、現在のメッセージと同じものとして扱われる。

       現在のメッセージは、メッセージ番号の次の  `+'  によって示される。これは
       通常、現在表示されているメッセージと対応する。例えば、新しいフォルダを
       開いたとき、現在のメッセージは、表示されているメッセージと異なるであろ
       う。メッセージが表示されるとき、その表示の上のタイトルバーは、そのメッ
       セージを識別する。

   TABLE OF CONTENTS (目次) コマンド
       Table of Contents (目次) コマンドメニューは、開かれている、ある  いは表
       示されているフォルダに作用するコマンドを含む。

       Incorporate New Mail (新しいメールを取り込む)
                         あらゆる新しいメールを表示されているフォルダに受け取
                         り、一番最初の新し いメッセージを現在のメッセージとし
                         て設定する。このコマンドは、表示され ているフォルダが
                         新しいメールを受け取ることのできるときにのみ、メ
                         ニュー   から選択可能であり、実行できる。デフォルトで
                         は、 ``inbox'' のみが、新  しいメールを取り込むことを
                         許される。対応するアクションは、
                         XmhIncorporateNewMail() である。

       Commit Changes (変更をコミットする)
                         このフォルダでマークされた全ての削除、移動、及び、コ
                         ピーを実行する。               対応するアクションは、
                         XmhCommitChanges() である。

       Pack Folder (フォルダを詰める)
                         このフォルダにおけるメッセージの番号を、1  から始まっ
                         て  1 づつ増えるよ うに、振りなおす。対応するアクショ
                         ンは、 XmhPack-Folder() である。

       Sort Folder (フォルダをソートする)
                         このフォルダにおけるメッセージを時間順にソートする。(
                         副作用としてこ  れは、フォルダを詰めることにもなる。)
                         対応するアクションは、XmhSortFolder() である。

       Rescan Folder (フォルダを再スキャンする)
                         メッセージのリストを再構築する。あなたがどのような
                         メッセージを持ってい  るか xmh が間違った情報を持って
                         いると思ったときはいつでも、これ  を利用できる。(  特
                         に、あなたが xmh を使わずにストレート MH コマンドを利
                         用して変更を行うならば、これが必要である。 ) 対応する
                         アクションは、 XmhForceRescan() である。

   MESSAGE (メッセージ) コマンド
       Message  (メッセージ) コマンドメニューは、選択されたメッセージ、 あるい
       は選択されたメッセージがなければ現在のメッセージに対して作用する コマン
       ドを含む。

       Compose Message (メッセージを作成する)
                         新しいメッセージを作成する。作成するための新しいウィ
                         ンドウが現れる。そ   の解説は後述の作成ウィンドウセク
                         ションにある。このコマンドは、現在のメッ セージに影響
                         を及ぼさない。対応するアクションは、             Xmh-
                         ComposeMessage() である。

       View Next Message (次のメッセージを表示する)
                         最初の選択されているメッセージを表示する。ハイライト
                         されているメッセー ジがなければ、現在のメッセージを表
                         示する。既に現在のメッセージが表示さ れていれば、現在
                         のメッセージの後で最初のマークのないメッセージを表示
                         す る。対応するアクションは、 XmhViewNextMessage() で
                         ある。

       View Previous (前を表示する)
                         最後の選択されているメッセージを表示する。ハイライト
                         されているメッセー ジがなければ、現在のメッセージを表
                         示する。既に現在のメッセージが表示さ れていれば、現在
                         のメッセージの前で最初のマークのないメッセージを表示
                         す る。対応するアクションは、 XmhViewPrevious()  であ
                         る。

       Delete (削除する) 選択されているメッセージに削除マークをつける。ハイラ
                         イトされているメッ セージがなければ、現在のメッセージ
                         に削除マークをつけ、次のマークのない メッセージを自動
                         的に表示する。対応するアクションは、  XmhMarkDelete()
                         である。

       Move (移動する)   選択されているメッセージに、現在選択されているフォル
                         ダに移動するようマー クをつける。( 選択されているフォ
                         ルダが表示されているフォルダと同一であ れば、このコマ
                         ンドは単に警告音を出す。  )  ハイライトされているメッ
                         セー ジがなければ、現在のメッセージに移動されるように
                         マークを付け、次のマー     クのないメッセージを表示す
                         る。対応するアクションは、 XmhMarkMove() である。

       Copy as Link (リンクとしてコピーする)
                         選択されているメッセージを選択されたフォルダにコピー
                         するようにマークす る。( 選択されているフォルダが表示
                         されているフォルダと同一であれば、こ のコマンドは単に
                         警告音を出すであろう。 ) ハイライトされているメッセー
                         ジがなければ、現在のメッセージにコピーするようにマー
                         クする。実際にはメッ     セージはリンクされるのであっ
                         て、コピーされるのではないことに留意せよ。 xmh によっ
                         てコピーされたメッセージを編集することは、メッセージ
                         の   全てのコピーに影響を及ぼすであろう。対応するアク
                         ションは、 Xmh-MarkCopy() である。

       Unmark (マークを取り消す)
                         選択されているメッセージ、または、何もハイライトされ
                         ていなければ現在の  メッセージから、上記の  3  種類の
                         マークを取り消す。対応するアクションは、  XmhUnmark()
                         である。

       View in New (別に表示する)
                         最初の選択されているメッセージ、または何もハイライト
                         されていないならば 現在のメッセージ、のみを含む新しい
                         ウィンドウを作成する。対応する         アクションは、
                         XmhViewInNewWindow() である。

       Reply (リプライする)
                         最初の選択されているメッセージ、または何もハイライト
                         されていないならば 現在のメッセージ、に対するリプライ
                         のための作成ウィンドウを作成する。対 応するアクション
                         は、 XmhReply() である。

       Forward (転送する)
                         選択されているメッセージ、または、何もハイライトされ
                         ていなければ現在の メッセージをカプセル化したものを初
                         期値としてボディに含む作成ウィンドウ を作成する。対応
                         するアクションは、 XmhForward() である。

       Use as Composition (作成として用いる)
                         最初の選択されているメッセージ、または何も選択されて
                         いなければ現在のメッ セージ、の内容でボディが初期化さ
                         れた作成ウィンドウを作成する。この作成 中に行うあらゆ
                         る変更は、  ``drafts'' フォルダにおける新しいメッセー
                         ジに セーブされ、オリジナルのメッセージは変更しないで
                         あろう。しかしながら、 この規則に対する例外がある。作
                         成に使われるメッセージが ``drafts'' フォ ルダ (  「バ
                         グ」を参照せよ ) の中から選択されたならば、それらの変
                         更は、  オリジナルのメッセージに反映されるであろう  (
                         「作成ウィンドウ」を参照  せよ ) 。このコマンドと対応
                         するアクション手続きは、  XmhUseAsComposition()  であ
                         る。

       Print (印刷する)  選択されているメッセージ、または、何も選択されていな
                         ければ現在のメッセー    ジを印刷する。xmh    は、通常
                         enscript(1)  コマンドを呼び出す  ことによって印刷する
                         が、これは、  xmh  のアプリケーション固有のリ  ソース
                         PrintCommand   によってカスタマイズされ得る。対応する
                         アクションは、 XmhPrint() である。

   SEQUENCE (シーケンス) コマンド
       Sequence (シーケンス) コマンドメニューは、メッセージシーケンス ( 「メッ
       セージシーケンス」を参照せよ  ) 、及び、現在表示しているフォル ダのため
       に定義されたメッセージシーケンスのリストと関係があるコマンドを 含む。選
       択されているメッセージシーケンスは、メニューの余白部分において、 その項
       目におけるチェックマークによって示される。選択されているメッセー ジシー
       ケンスを変更するためには、sequence   メニューの中から新しいメッセー  ジ
       シーケンスを選択しなさい。

       Pick Messages (メッセージを pick する)
                         新しいメッセージシーケンスを定義する。       対応する
                         action は、 XmhPickMessages() である。

       現在のフォルダに  ``all'' メッセージシーケンス以外のメッセージシーケ ン
       スのある場合にのみ、以下のメニュー項目は意味をもつであろう。

       Open Sequence (シーケンスを開く)
                         表示されているシーケンスを、選択されているシーケンス
                         と同じになるように   変更する。対応するアクションは、
                         XmhOpenSequence() である。

       Add to Sequence (シーケンスに追加する)
                         選択されているメッセージを選択されているシーケンスに
                         追加する。  対応するアクションは、 XmhAddToSequence()
                         である。

       Remove from Sequence (シーケンスから削除する)
                         選択されているメッセージを選択されているシーケンスか
                         ら削除する。                   対応するアクションは、
                         XmhRemoveFromSequence() である。

       Delete Sequence (シーケンスを削除する)
                         選択されたシーケンスを完全に削除する。それらのメッ
                         セージ自体は影響を受     けず、単にそれらのメッセージ
                         は、もはや一つに集まってメッセージシーケン スを定義し
                         なくなる。対応するアクションは、  XmhDeleteSequence()
                         で ある。

   VIEW (表示) コマンド
       View (表示) メニューと、 ( Message メニューコマンド View In New  の結果
       である ) 表示ウィンドウの buttonboxes のコマン ドは、 Message (メッセー
       ジ) メニューの同名のコマンドに対応する機 能を持つが、これらは、選択され
       ているメッセージや現在のメッセージではな く、表示されているメッセージに
       作用する。

       Close Window (ウィンドウを閉じる)
                         表示されているメッセージが別の表示ウィンドウにあると
                         き、このコマンドは、 あらゆるセーブされていない編集の
                         状態について確認した後で、その表示を閉 じる。対応する
                         アクション手続きは、 XmhCloseView() である。

       Reply (リプライする)
                         表示されているメッセージに対するリプライの作成ウィン
                         ドウを作成する。         対応するアクション手続きは、
                         XmhViewReply() である。

       Forward (転送する)
                         表示されているメッセージをカプセル化したものを含んだ
                         ボディで初期化され た作成ウィンドウを作成する。対応す
                         るアクションは、 XmhViewForward() である。

       Use As Composition (作成として用いる)
                         表示されているメッセージを含んだボディで初期化された
                         作成ウィンドウを作 成する。作成ウィンドウにおいてなさ
                         れたあらゆる変更は、 ``drafts'' フォ ルダにおける新し
                         いメッセージにセーブされ、オリジナルのメッセージは変
                         更    しない。例外    :    表示されているメッセージが
                         ``drafts'' フォルダの中から 選択されたときには ( 「バ
                         グ」を参照せよ  ) 、オリジナルのメッセージが編 集され
                         る。このコマンドに対応するアクション手続きは、
                         XmhViewUse-AsComposition() である。

       Edit Message (メッセージを編集する)
                         このコマンドは、表示されているメッセージの直接的な編
                         集を可能にする。  アクション手続きは、  XmhEditView()
                         である。

       Save Message (メッセージをセーブする)
                         そのメッセージが編集されるまでは、このコマンドは無意
                         味である。起動され ると、編集結果は、表示におけるオリ
                         ジナルのメッセージにセーブされる。 対応するアクション
                         は、 XmhSaveView() である。

       Print (印刷する)  表示されているメッセージを印刷する。     xmh     は、
                         enscript(1)    コマンドを起動することによって印刷する
                         が、これは、アプリケーション固有           のリソース
                         PrintCommand   でカスタマイズされ得る。  対応するアク
                         ション手続きは、 XmhPrintView() である。

       Delete (削除する) 表示されているメッセージに削除のためのマークをつけ
                         る。 対応するアクション手続きは、 XmhViewMarkDelete()
                         である。

オプション (Options メニュー)
       Options (オプション) メニューは、 1 つの項目を含む。

       Read in Reverse (逆順に読む)
              選択されると、  このメニュー項目のマージンにチェックマークが現れ
              る。  Read in Reverse (逆順に読む) は、次の / 前のメッセージの意
              味を交換する  であろう、そして現在のメッセージマーカを反対の方向
              に進める。これは、最    新のメッセージを最初に、という順番でメッ
              セージを読むことを望むならば、  有益である。このオプションはトグ
              ルとして働く。効果を取り消すためには、  メニューからもう一度これ
              を選択しなさい。このオプションが選択されるとチェッ  クマークが現
              れる。

作成ウィンドウ
       作成ウィンドウは、  Message コマンドメニューの中から Compose Message を
       選択するか、 Message または View  コマンドメニュー  から  Reply  または
       Forward  または Use as Composition を選択することによって作成される。こ
       れらは、メールメッセージを作成する   ために使われる。通常のテキスト編集
       ファンクションとは別に、作成ウィンド  ウと関連する 6 つのコマンドボタン
       がある :

       Close Window (ウィンドウを閉じる)
                         作成ウィンドウを閉じる。もし変更が最も最近の     Save
                         (セーブ)、または、   Send  (送信)  以後に行われていれ
                         ば、それらの変更を失うことの確認を要求さ   れるであろ
                         う。対応するアクションは、 XmhCloseView() である。

       Send (送信する)   この作成内容を送る。対応するアクションは、  XmhSend()
                         である。

       New Headers       現在の作成内容を空のメッセージで置き換える。最も最近
                         の Send (送信) 、 または、 Save (セーブ) 以降に変更が
                         行われていれば、それらの変更内容を 失なうことの確認を
                         要求されるであろう。対応するアクションは、
                         XmhResetCompose() である。

       Compose Message (メッセージを作成する)
                         別の新しい作成ウィンドウを開く。対応するアクション
                         は、 XmhComposeMessage() である。

       Save Message (メッセージをセーブする)
                         自分の draft フォルダにこの作成内容をセーブする。そし
                         て、作成を安全に 閉じ得る。将来いつか、 draft  フォル
                         ダを開き、メッセージを選択し、そし   て、   ``Use  as
                         Composition''  コマンドを使うことによって作成作業を継
                         続し 得る。対応するアクションは、 XmhSave() である。

       Insert (挿入する) 関連するメッセージを作成に挿入する。作成ウィンドウが
                         ``Reply''  コマン  ドで作成された場合は、関連するメッ
                         セージは、リプライ対象のメッセージで ある。そうでない
                         場合は、関連するメッセージは定義されておらず、このボ
                         タ   ンは無意味である。  メッセージは、挿入される前に
                         フィルタされるかもしれ   ない。更に詳細な情報はアプリ
                         ケーション固有のリソースの中の  ReplyInsert-Filter を
                         参照せよ。対応するアクションは、 XmhInsert() である。

アクセラレータ
       アクセラレータは、ショートカットである。これらにより、キーボードから、
       あるいはポインタを使って、メニューを使わずにコマンドを起動することが可
       能になる。

       xmh は、一般的なアクションのためにポインタアクセラレータを定義する。  1
       回のクリックによってメッセージを選択し、表示するためには、目次のメッ
       セージの項目上でポインタボタン 2 を用いなさい。一回のアクションでフォル
       ダまたはシーケンスを選択し、開くためには、ポインタボタン  2  でフォルダ
       またはシーケンスを選択しなさい。

       ハイライトされているメッセージ、あるいはどれもハイライトされていなけれ
       ば現在のメッセージに、あるフォルダに移動するマークをつけるためには、ポ
       インタボタン  3  を用いて対象となるフォルダを選択し、同時にメッセージに
       マークをつける。  同様に、ポインタボタン 3 によってシーケンスを選択する
       ことにより、ハイ ライトされている、あるいは現在のメッセージをそのシーケ
       ンスに加えられる。 どちらの操作においても、選択されているフォルダまたは
       シーケンス、そして、 表示されているフォルダまたはシーケンスには、変更は
       ない。

       メッセージを編集中の表示エリアを除き、  xmh は、メインウィンドウ 上で次
       のキーボードアクセラレータを定義する :
            Meta-I         Incorporate New Mail (新しいメールを取り込む)
            Meta-C         Commit Changes (変更をコミットする)
            Meta-R         Rescan Folder (フォルダを再スキャンする)
            Meta-P         Pack Folder (フォルダを詰める)
            Meta-S         Sort Folder (フォルダをソートする)

            Meta-space     View Next Message (次のメッセージを表示する)
            Meta-c         Mark Copy (コピーのマークをつける)
            Meta-d         Mark Deleted (削除のマークをつける)
            Meta-f         Forward the selected or current message
                               (選択されているか現在のメッセージを転送する)
            Meta-m         Mark Move (移動のマークをつける)
            Meta-n         View Next Message (次のメッセージを表示する)
            Meta-p         View Previous Message (前のメッセージを表示する)
            Meta-r         Reply to the selected or current message
                               (選択されているか現在のメッセージにリプライする)
            Meta-u         Unmark (マークを取り消す)

            Ctrl-V         Scroll the table of contents forward
                               (目次を先にスクロールする)
            Meta-V         Scroll the table of contents backward
                               (目次を逆にスクロールする)
            Ctrl-v         Scroll the view forward
                               (表示を先にスクロールする)
            Meta-v         Scroll the view backward
                               (表示を逆にスクロールする)

テキスト編集コマンド
       テキストを編集するコマンド全ては、実際には Athena  ウィジェットセットに
       おける    Text    ウィジェットによって定義される。それらのコマンドは、X
       Toolkit  Intrinsics  のキー再バインド機能により、下記のデフォルトとは異
       なったキーにバインドされる。更に詳細は、X  Toolkit  Intrinsics 、及び、
       Athena ウィジェットセットのドキュメンテーションを参照せよ。

       何かのテキストを入力するように要求されるときはいつでも、標準のテキスト
       編集インタフェースを利用している。様々なコントロールやメタキーストロー
       クコンビネーションは、ある程度  Emacs  ライクなコマンドセットにバインド
       されている。更に、ポインタボタンが、テキストの一部分を選択する、もしく
       は、テキスト上の挿入ポイントを動かすために使われる。ポインタボタン 1 を
       押すことにより、挿入ポイントはポインタに動く。ボタン   1   は、ダブルク
       リックでワードを選択し、 トリプルクリックで行を選択し、 4  回クリックで
       パラグラフを選択し、そして、素早く  5  回クリックすることで全文を選択す
       る。あらゆる選択範囲は、ポインタボタン  3  を使うことによってどちらの方
       向へでも拡張される。

       下記において、 line (行)は、ウィンドウにおいて表示されている文字 の一行
       を指す。  paragraph  (段落)  は、キャリッジリターンの間のテキ  ストを指
       す。一つの段落の中のテキストは、ウィンドウの現在の幅に基づいた 表示のた
       めに行に分割される。メッセージが送信されるとき、テキストは、 アプリケー
       ション固有のリソース SendBreakWidth 、及び、 SendWidth の値に基づいて行
       に分割される。

       以下のキーストロークコンビネーションが、定義されている :

       Ctrl-a    Beginning Of Line   Meta-b         Backward Word
                 行頭へ                             一語戻る
       Ctrl-b    Backward Character  Meta-f         Forward Word
                 一文字戻る                         一語進む
       Ctrl-d    Delete Next Character              Meta-iInsert File
                 次の文字を削除する                 ファイルを挿入する
       Ctrl-e    End Of Line         Meta-k         Kill To End Of Paragraph
                 行末へ                             段落末までカットする
       Ctrl-f    Forward Character   Meta-q         Form Paragraph
                 一文字進む                         段落を整形する
       Ctrl-g    Multiply Reset      Meta-v         Previous Page
                 複数リセット                       前ページへ
       Ctrl-h    Delete Previous Character          Meta-yInsert Current Selection
                 前の文字を削除する                 現在のセレクションを挿入する
       Ctrl-j    Newline And Indent  Meta-z         Scroll One Line Down
                 改行しインデントする               下に一行分スクロールする
       Ctrl-k    Kill To End Of Line Meta-d         Delete Next Word
                 行末までカットする                 次の単語を削除する
       Ctrl-l    Redraw Display      Meta-D         Kill Word
                 ディスプレイを再描画する           単語をカットする
       Ctrl-m    Newline             Meta-h         Delete Previous Word
                 改行する                           前の単語を削除する
       Ctrl-n    Next Line           Meta-H         Backward Kill Word
                 次行へ                             逆方向に単語をカットする
       Ctrl-o    Newline And Backup  Meta-<         Beginning Of File
                 改行しバックアップする             ファイルの先頭へ
       Ctrl-p    Previous Line       Meta->         End Of File
                 前行へ                             ファイルの末尾へ
       Ctrl-r    Search/Replace Backward            Meta-]Forward Paragraph
                 逆方向検索/置換                    次の段落へ
       Ctrl-s    Search/Replace Forward             Meta-[Backward Paragraph
                 順方向検索/置換                    前の段落へ
                 文字を交換する
       Ctrl-u    Multiply by 4       Meta-Delete    Delete Previous Word
                 4 の倍数                           前の単語を削除する
       Ctrl-v    Next Page           Meta-Shift DeleteKill Previous Word
                 次ページへ                         前の単語をカットする
       Ctrl-w    Kill Selection      Meta-Backspace Delete Previous Word
                 セレクションをカットする           前の単語を削除する
       Ctrl-y    Unkill              Meta-Shift BackspaceKill Previous Word
                 ペーストする                       前の単語をカットする
       Ctrl-z    Scroll One Line Up
                 上へ一行分スクロールする

       更に、ポインタが、テキストをコピー & ペーストするために使われる :
            Button 1 Down  Start Selection
                           セレクションを開始する
            Button 1 MotionAdjust Selection
                           セレクションを調整する
            Button 1 Up    End Selection (copy)
                           セレクションを終了する (コピー)

            Button 2 Down  Insert Current Selection (paste)
                           現在のセレクションを挿入する (ペースト)

            Button 3 Down  Extend Current Selection
                           現在のセレクションを拡張する
            Button 3 MotionAdjust Selection
                           セレクションを調整する
            Button 3 Up    End Selection (copy)
                           セレクションを終了する (コピー)

確認ダイアログボックス
       いくらかの作業を失うことをもたらす、あるいは、他にも危険なボタンを押し
       た場合はいつでも、ポップアップダイアログボックスが現れて、あなたに動作
       を確認するように要求する。このウィンドウは、   ``Abort''   、もしくは、
       ``No''  ボタン、及び、  ``Confirm'' 、もしくは、 ``Yes'' ボタンを含む。
       ``No'' ボタンを押すと、操作をキャンセルし、そして、 ``Yes''  を押すと、
       操作を進める。

       xmh  が Release 6 セッションマネージャの下で実行されるとき、チェッ クポ
       イントオペレーションの間にユーザに確認のためのプロンプトを出す。ダ イア
       ログボックスは、現在の変更がチェックポイントの間にコミットされる ( セー
       ブされる ) べきであるかどうかを尋ねる。 ``Yes'' と応答すると、そ れぞれ
       のフォルダ、及び、表示ウィンドウにおける  ``Commit  Changes'' 、も しく
       は、 ``Save Message'' ボタンを押すのと同じ効果を持つ。 ``No'' と応 答す
       ると、チェックポイントはあらゆる未決定の変更を実際にセーブせずに成 功と
       して完了する。セッションマネージャがチェックポイントの間にユーザと の対
       話を許さないならば、  ``Yes'' の応答が仮定される。すなわち、全ての 変更
       は、チェックポイントの間にコミットされるであろう。

       MH  からのメッセージを含むダイアログボックスがある。時によりその   メッ
       セージが長さ  1 行を超えるとき、全てのテキストが見えるとは限らない であ
       ろう。メッセージフィールドをクリックすると、メッセージ全体を読むこ とが
       できるようにリサイズするためのダイアログボックスが現れる。

メッセージシーケンス
       MH  メッセージシーケンスは、単にある名前と関連づけられたメッセー ジの集
       まりである。これらは特定のフォルダごとにローカルである。2  つの異  なる
       フォルダは、同じ名前のシーケンスを持つことができる。  ``all'' とい う名
       前のシーケンスは、全てのフォルダにおいて定義済である。これはそのフォ ル
       ダにおける全てのメッセージの集まりから成る。定義済の  ``all'' シーケ ン
       スを含め、最大 9 つのシーケンスが各フォルダごとに定義できる。( シー  ケ
       ンス  ``cur'' も同じく、全てのフォルダに通常定義されている。これは現 在
       のメッセージのみから成る。 xmh は、ユーザから ``cur'' を隠し、 代りに現
       在のメッセージに  ``+'' を置く。同様に、 xmhMH の ``unseen'' シーケ
       ンスをサポートしないので、もう 1 つのシーケンスが  ユーザから隠されてい
       る。 )

       あるフォルダのためのメッセージシーケンス  (  ``all''  の分 1 つを含む )
       が、 ``Sequence''  メニューにおいてシーケンスコマンドの下に表示される。
       目次 ( ``toc'' としても知られる ) は、どんなときでもある 1 つのメッセー
       ジシーケンスを表示する。これは、  ``viewed  sequence''  (表示されている
       シー  ケンス) と呼ばれ、その名前が toc タイトルバーのフォルダ名の後に表
       示さ れる。同様に、どんなときでもメニュー上のシーケンスのうちの 1  つに
       は、 隣にチェックマークがついている。これは、 ``selected sequence'' (選
       択さ れているシーケンス) と呼ばれる。表示されているシーケンス、及び、選
       択さ     れているシーケンスが必ずしも同一であるとは限らないことに留意せ
       よ。( こ れはフォルダについての動作と非常によく対応する。 )

       Open SequenceAdd to SequenceRemove  from  Sequence  、そして、
       Delete  Sequence コマンドは、表示されたフォ ルダが ``all'' シーケンス以
       外のメッセージシーケンスを持つときにのみ、 アクティブである。

       上記のいずれも、あるメッセージがそのフォルダに含まれるかどうかには実際
       には影響を与えないことに注意せよ。シーケンスはフォルダの中にあるメッ
       セー ジの集まりであることを思い出しなさい。上記の操作は、どのメッセージ
       がそ の集まりに含まれるかにのみ影響する。

       新しいシーケンスを作成するには、  ``Pick'' メニューエントリを選択しなさ
       い。テキストを入力する多くの場所を持った新しいウィンドウが現れる。基本
       的に、メッセージの特徴に基づいて、メッセージのシーケンスの集まりの初期
       値を記述し得る。このようにして、特定の人から来た、特定のサブジェクトを
       持つ、等々の全てのメッセージとしてシーケンスを定義し得る。ブール演算子
       を用いていろいろと結合することもできので、    ``weissman''     からの、
       ``xmh'' を含むサブジェクトを持つ全てのものを選択し得る。

       レイアウトは、かなり明白である。最もシンプルなケースは、最も容易である
       : 単に適切なフィールドをポイントし、タイプしなさい。あなたが  1  つ以上
       のフィールドに入力するならば、それは、全ての空でないフィールドにマッチ
       するメッセージをただ選択するであろう。

       あるフィールドか別のフィールドにマッチするが、必ずしも両方にはマッチし
       ないものがほしい場合には、より複雑な状況が発生する。これが、まさに
       ``or'' ボタンのある理由である。 ``xmh'' 、または、  ``xterm''  を含むサ
       ブジェクトを持つもの全てを必要とするならば、単に  ``Subject:'' フィール
       ドの隣の  ``or''   ボタンを押しなさい。別のサブジェクトを入力し得る別の
       ボッ クスが現れる。

       あなたが  ``weissman''  から或いはサブジェクト ``xmh'' を持つが、必ずし
       も両方とは限らない、全てのものを必要とするならば、 ``-Or-'' ボタンを 選
       択しなさい。これは、本質的にフォームのサイズを  2 倍にする。 そして上半
       分の from: ボックスに ``weissman'' を、下半分の  subject:  ボッ  クスに
       ``xmh'' を入力できる。

       ``Skip'' ボタンを選択すると、その行のフィールドにマッチ  メッセー
       ジのみが、含まれる。

       最後的に、ウィンドウの下部にさらにいくつかのボックスが現れる。1  つは、
       あなたが定義しようとしているシーケンスの名前である。(    デフォルトでは
       ``Pick''       が押されたときに選択されているシーケンスの名前、もしくは
       ``all''  が選択されているシーケンスであったならば ``temp'' である。) 別
       のボックスではこのシーケンスの要素の候補をどのシーケンスから探すかを定
       義する。デフォルトでは  ``Pick'' が押されたとき、表示されているシーケン
       スである。

       さらに  2  つのボックスが、日付の範囲を定義する。この日付の範囲の含まれ
       るメッセージのみが対象となる。これらの日付は、 RFC 822 形式のフォーマッ
       トで入力されなければならならず、各日付は、 ``dd mmm yy  hh:mm:ss  zzz''
       の形式で、 dd は一桁か二桁の日、mmm は月の 3 文字省略形であり、 yy は、
       年である。残りのフィールドは、オプショナルであり、 hh 、 mm  、そして、
       ss  は、時刻を指定し、 zzz は、タイムゾーンを選択する。時間が省略された
       場合には、デフォルトは真夜中であることに留意せよ。従って、 ``7 nov 86''
       - ``8 nov 86'' の範囲を選択すると、 7 日からのメッセージだけを得 るであ
       ろう、というのは 8 日のメッセージ全ては真夜中を過ぎてから着いた  もので
       あるから。

       ``Date  field''  は、この日付範囲についてどのヘッダフィールドを見るかを
       指定する。デフォルトは ``Date''  である。定義しようとしているシーケンス
       が既に存在するならば、あなたは、古いセットを新しいものとマージすること
       もでき、これが、 ``Yes'' 、及び、 ``No'' ボタンの意味である。最終的に、
       全部を ``OK'' するか、 ``Cancel'' することができる。

       概して、ほとんどの人々は、めったにこれらの機能を使わないであろう。しか
       しながら、ときに応じて ``Pick''  を使ってあるメッセージを見つけ、それら
       を眺め、そして  ``Delete  Sequence'' を叩いて元の状態に戻すのは便利であ
       る。

ウィジェットの階層構造
       リソースを指定するためには、 xmh を構成するウィジェットの階層構  造を知
       ることが有益である。以下の表記法において、インデントは、階層構造   を示
       す。ウィジェットクラス名が、最初に与えられ、次にインスタンス名が来
       る。アプリケーションクラス名は、 Xmh である。

       メインの  toc  及び表示ウィンドウの階層構造は、TopLevelShell ウィジェッ
       トがアプリケーションシェルと  Paned  ウィジェットの間の階層構造に挿入さ
       れるということを除いては、追加の  toc  及び表示ウィンドウのものと同じで
       ある。

       Xmh xmh
            Paned xmh
                 SimpleMenu  folderMenu
                      SmeBSB  open
                      SmeBSB  openInNew
                      SmeBSB  create
                      SmeBSB  delete
                      SmeLine  line
                      SmeBSB  close
                 SimpleMenu  tocMenu
                      SmeBSB  inc
                      SmeBSB  commit
                      SmeBSB  pack
                      SmeBSB  sort
                      SmeBSB  rescan
                 SimpleMenu  messageMenu
                      SmeBSB  compose
                      SmeBSB  next
                      SmeBSB  prev
                      SmeBSB  delete
                      SmeBSB  move
                      SmeBSB  copy
                      SmeBSB  unmark
                      SmeBSB  viewNew
                      SmeBSB  reply
                      SmeBSB  forward
                      SmeBSB  useAsComp
                      SmeBSB  print
                 SimpleMenu  sequenceMenu
                      SmeBSB  pick
                      SmeBSB  openSeq
                      SmeBSB  addToSeq
                      SmeBSB  removeFromSeq
                      SmeBSB  deleteSeq
                      SmeLine  line
                      SmeBSB  all
                 SimpleMenu  viewMenu
                      SmeBSB  reply
                      SmeBSB  forward
                      SmeBSB  useAsComp
                      SmeBSB  edit
                      SmeBSB  save
                      SmeBSB  print
                 SimpleMenu  optionMenu
                      SmeBSB  reverse
                 Viewport.Core  menuBox.clip
                      Box  menuBox
                           MenuButton  folderButton
                           MenuButton  tocButton
                           MenuButton  messageButton
                           MenuButton  sequenceButton
                           MenuButton  viewButton
                           MenuButton  optionButton
                 Grip  grip
                 Label folderTitlebar
                 Grip  grip
                 Viewport.Core  folders.clip
                      Box  folders
                           MenuButton  inbox
                           MenuButton  drafts
                                SimpleMenu  menu
                                     SmeBSB <folder_name>
                                          .
                                          .
                                          .

                 Grip  grip
                 Label  tocTitlebar
                 Grip  grip
                 Text toc
                      Scrollbar  vScrollbar
                 Grip  grip
                 Label  viewTitlebar
                 Grip  grip
                 Text  view
                      Scrollbar  vScrollbar
                      Scrollbar  hScrollbar

       Create Folder  :

            TransientShell  prompt
                 Dialog  dialog
                      Label  label
                      Text  value
                      Command  okay
                      Command  cancel
            TransientShell  prompt
                 Dialog  dialog
                      Label  label
                      Text  value
                      Command  okay
                      Command  cancel

       Notice  ( MH  ) 
        :

            TransientShell  notice
                 Dialog  dialog
                      Label  label
                      Text  value
                      Command  confirm

        :

            TransientShell  confirm
                 Dialog  dialog
                      Label  label
                      Command  yes
                      Command  no

        :

            TransientShell  error
                 Dialog  dialog
                      Label  label
                      Command  OK

        :

            TopLevelShell  xmh
                 Paned  xmh
                      Label  composeTitlebar
                      Text  comp
                      Viewport.Core  compButtons.clip
                           Box  compButtons
                                Command  close
                                Command  send
                                Command  reset
                                Command  compose
                                Command  save
                                Command  insert

        :

            TopLevelShell  xmh
                 Paned  xmh
                      Label  viewTitlebar
                      Text  view
                      Viewport.Core  viewButtons.clip
                           Box  viewButtons
                                Command  close
                                Command  reply
                                Command  forward
                                Command  useAsComp
                                Command  edit
                                Command  save
                                Command  print
                                Command  delete

       pick  :
       (  )

            TopLevelShell  xmh
                 Paned  xmh
                      Label  pickTitlebar
                      Viewport.Core  pick.clip
                           Form  form
                                Form  groupform
       pick  6  :

                                     Form  rowform
                                          Toggle
                                          Toggle
                                          Label
                                          Text
                                          Command

                                     Form  rowform
                                          Toggle
                                          Toggle
                                          Text
                                          Text
                                          Command
                                     Form  rowform
                                          Command
                      Viewport.core  pick.clip
                           Form  form
                                From  groupform
                                     Form  rowform
                                          Label
                                          Text
                                          Label
                                          Text
                                     Form  rowform
                                          Label
                                          Text
                                          Label
                                          Text
                                          Label
                                          Text
                                     Form  rowform
                                          Label
                                          Toggle
                                          Toggle
                                     Form  rowform
                                          Command
                                          Command

アプリケーション固有のリソース
       アプリケーションクラス名は Xmh である。アプリケーション固有のリ  ソース
       は、名前順に以下にリストされる。アプリケーション固有のリソースク ラス名
       は、常に大文字で始まる他は、注記されていない限り以下のインスタン ス名と
       同じである。

       これらのオプションのうちのどれも、  X Toolkit Intrinsics のリソース指定
       方式を使ってコマンド行からも同様に指定される。従って、全てのメッセー ジ
       ヘッダを表示するように xmh を実行するには、
       % xmh -xrm '*HideBoringHeaders:off'

       TocGeometryViewGeometryCompGeometry 、及び、 PickGeometry が指
       定されなければ、代わりに Geometry の値が 使われる。その結果生じる高さが
       指定されない  ( 例 : "" 、"=500" 、 "+0-0" ) ときには、デフォルトのウィ
       ンドウの高さは、フォント、及び、ラ インカウントから計算される。幅が指定
       されない  ( 例 : "" 、 "=x300" 、 "-0+0" ) 場合には、ディスプレイ幅の半
       分が用いられる。指定されていなけ れば、選択ウィンドウの高さはディスプレ
       イの高さの半分がデフォルトとなる。

       以下のリソースが、定義されている :

       banner  フォルダ、目次、表示のデフォルトラベルである短い文字列。デフォ
               ルトでは、 プログラム名、ベンダ、及び、リリースを示す。

       blockEventsOnBusy
               xmh    がコマンドを処理中であるとき、ユーザ入力を許さず、ビジー
               カー  ソルを表示するかどうか。 false であれば、ユーザは、「先行
               マウス操作」、 先行タイプできる。true ならば、長い mh  コマンド
               を処理している     ときの、ユーザ入力は、捨てられる。デフォルト
               は、true である。

       busyCursor
               blockEventsOnBusy が true であって xmh が時間のかかるコマ  ンド
               を処理しているときに、ポインタの位置を表すために表示されるシン
               ボル の名前。デフォルトは、 "watch" である。

       busyPointerColor
               ビジーカーソルの前景色。デフォルトは、 XtDefaultForeground であ
               る。

       checkFrequency
               どのくらいの頻度で新しいメールについてチェックし、チェックポイ
               ントを作         成し、目次を再スキャンするかを分で表したもの。
               checkNewMail  が true であれば、 xmh は、新しいメールがあるかど
               うかをこの間隔ごと にチェックする。 makeCheckpoints が true  で
               あれば、この間隔の五 回ごとにチェックポイントが作成される。同じ
               くこの間隔の五回ごとに、目次   は、ファイルシステムとの不一致を
               チェックされ、古くなっていれば再スキャ ンされる。これらのチェッ
               ク全てを発生させないようにするには、
                CheckFrequency を 0  にセットしなさい。デフォルトは、  1  であ
               る。 このリソースは、以前のユーザリソースファイルへの互換性のた
               めに保持され ている。関連項目 checkpointIntervalmailInterval
               、そし て、 rescanIntervalP を参照せよ。

       checkNewMail
               true  であれば、 xmh は、トップレベルフォルダ、及び、開かれてい
               る サブフォルダのために新しいメールが着いたかどうか規則的間隔で
               チェックす る。新しいメールがトップレベルフォルダに取り込まれる
               のを待っているなら     ば、ビジュアルな表示が、与えられるであろ
               う。デフォルトは、  true  である。 この間隔は、 mailInterval に
               よって調整され得る。

       checkpointInterval (class Interval)
               makeCheckpoints が ture  であるとき、どのくらいの頻度で揮発性の
               状 態のチェックポイントを行なうかを分の単位で指定する。デフォル
               トは、 checkFrequency の値の 5 倍である。

       checkpointNameFormat
               チェックポイントされたファイルにどのような名前をつけるかを指定
               する。こ のリソースの値は、 `%d' が一度必須に表れる場所に、代わ
               りにメッセージ番 号を文字列として挿入することによってファイル名
               を生成するために使われる。   リソースの値が空のストリングである
               か、 `%d' がストリングにおいて現れな いか、 "%d" がリソースの値
               であるならば、代わりにデフォルト値が使われる。 デフォルト値は、
               "%d.CKP" である。絶対パス名が与えられない限り、チェッ  クポイン
               トは、元のフォルダにおいて行われる。  xmh は、ユーザがチェッ ク
               ポイントを回復するのを支援しない、また、チェックポイントファイ
               ルの除 去も提供しない。

       commandButtonCount
               メインウィンドウの toc と表示エリアの間の botton box の中に作成
               できる コマンドボタンの数。

               commandBox  といった名前を持つボックスに、  xmh  は、  button1,
               button2 のような名前でこれらのボタンを作成するであろう。 デフォ
               ルト値は、 0 である。xmh ユーザは、自分専用のリソースファ  イル
               においてボタンのためのラベル、アクションを指定できる。   「アク
               ションおよびインターフェースのカスタマイズ」のセクションを参照
               せよ。

       compGeometry
               作成を含むウィンドウのための最初のジオメトリ。

       cursor  ポインタを表すために用いられるシンボルの名前。デフォルトは、
               ``left ptr'' である。

       debug   xmh  の実行中に、情報を  stderr  に出力するかどうか。デフォルト
               は、 false 。

       draftsFolder
               メッセージの草稿のために使われるフォルダ。デフォルトは、
               ``drafts'' で ある。

       geometry
               デフォルトとして用いられるジオメトリ。デフォルトはなし。

       hideBoringHeaders
               ``on'' であれば、 xmh  は関心のないヘッダ行を表示の最上部からス
               ク  ロールすることでとばそうとする。デフォルトは、  ``on'' であ
               る。

       initialFolder
               起動時にどのフォルダを表示するか。コマンド行オプション -initial
               でもセットされる。デフォルトは、 ``inbox'' である。

       initialIncFile
               入って来るメールドロップファイルの絶対パス名。いくらかの実
               装、例えば、 POP (Post Office Protocol)  を利用する実装において
               は、どのファイルも適    切ではない。この場合、   initialIncFile
               は、指定しないべきだが、あ     るいは空文字列として指定してもよ
               く、そして  inc  は、 -file 引き数 なしで起動されるであろう。デ
               フォルトでは、このリソースには、値がない。  xmh.xmhcheck
               ファイルを発見するならば、このリソースは、 無視される。複数メー
               ルドロップに関するセクションを参照せよ。

       mailInterval (class Interval)
               mailWaitingFlag  、または、  checkNewMail  が  true  であるなら
               ば、メールがチェックされる間隔を分で指定する。デフォルトは、
               checkFrequency の値である。

       mailPath
               メールフォルダの位置を指定する完全なパスのプレフィクス。コマン
               ド行  オプション  -path によっても設定できる。デフォルトは、 MH
               プロファイルにおける   Path    コンポーネント、または、なければ
               ``$HOME/Mail'' である。

       mailWaitingFlag
               true  ならば、 xmh は、新しいメールが取り込まされるのを待ってい
               る ときに、アイコンで示そうとする。 mailWaitingFlag が true  で
               あるならば、それから、  checkNewMail は、同様に true であるとみ
               なされる。 -flag コマンド行オプションは、このリソースをオンにす
               る迅速な方 法である。

       makeCheckpoints
               true  ならば、 xmh は、揮発性の編集のチェックポイントをセーブし
               よ  うと試みる。デフォルトは、false  。  チェックポイントの頻度
               は、リソース   checkpointInterval   によってコ   ントロールされ
               る。チェックポイントのロケーションについては、
               checkpointNameFormat を参照せよ。

       mhPath  MH   のコマンドを見つけるディレクトリ。コマンドがユーザのパスに
               見つからないならば、ここで指定されたパスが使われる。 デフォルト
               は、 ``/usr/local/mh6'' である。

       newMailBitmap (class NewMailBitmap)
               フォルダに新しいメールのあるとき、フォルダボタンに表示するため
               のビット マップ。デフォルトは、 ``black6'' である。

       newMailIconBitmap (class NewMailBitmap)
               いずれかのフォルダに新しいメールのあるとき、アイコンとしてウィ
               ンドウマ  ネージャに推奨 (suggest) するビットマップ。デフォルト
               は、 ``flagup'' である。

       noMailBitmap (class NoMailBitmap)
               あるフォルダに新しいメールのないとき、フォルダボタンに表示する
               ためのビッ トマップ。デフォルトは、 ``box6'' である。

       noMailIconBitmap (class NoMailBitmap)
               どのフォルダにも新しいメールのないとき、アイコンとしてウィンド
               ウマネー ジャに推奨 (suggest)  するビットマップ。デフォルトは、
               ``flagdown'' で ある。

       pickGeometry
               選択 (pick) ウィンドウのための初期ジオメトリ。

       pointerColor
               ポインタの前景色。デフォルトは、 XtDefaultForeground である。

       prefixWmAndIconName
               ウィンドウ名とアイコン名に接頭辞として  "xmh:  " をつけるかどう
               か。デフォ ルトは、 true である。

       printCommand
               メッセージを印刷するために実行する sh コマンド。stdout 、及び、
               stderr       を明示的にリイレクトしなければならないことに留意せ
               よ。メッセー     ジやメッセージの範囲が印刷のために選択されたと
               き、各メッセージファイル の完全なファイルパスが、指定された印刷
               コマンドに付加される。デフォルト は、  ``enscript  >  /dev/null
               2>/dev/null'' である。

       replyInsertFilter
               作成ウィンドウにおいて   Insert  (挿入)  ボタンが起動されたとき
               に、実行さ れる sh コマンド。 sh(1)  に渡される前に、ソースとな
               るメッ     セージの完全なパスとファイル名が、コマンドに付加され
               る。デフォルトのフィ ルタは、 cat  である。すなわち、全体のメッ
               セージを作成内容に挿入   する。興味深いフィルタは、以下である。
               sed 's/^/ > /' または awk -e '{print " "  $0  }'  または  <  mh
               directory>/lib/mhl -form mhl.bodyrescanInterval (class Interval)
               どの程度の頻度で、現在の表示されているフォルダと現在表示されて
               いるメッ  セージを持つフォルダの目次をチェックし、そして、  xmh
               がこれらの フォルダでファイルシステムと矛盾を発見した場合に、目
               次をアップデートす るか。デフォルトでは、 checkFrequency の値の
               5 倍である。

       reverseReadOrder
               true のとき、次のメッセージは目次において現在のメッセージに先立
               つメッ セージ、前のメッセージは目次において現在のメッセージの後
               のメッセージに なる。デフォルトは、 false 。

       sendBreakWidth
               メッセージが    xmh    から送られるときに、この値より長い行は、
               SendWidth  を超えない長さの行からなる複数行に分割される。この値
               は、 SendBreakWidth: value の形式の追加の行をメッセージヘッダに
               挿入す ることで、ある特定のメッセージについて上書きすることがで
               きる。メッ     セージが送られる前に、この行はヘッダから除去され
               る。デフォルトは、 2000 (  ソースパッチを含むメールを送るときに
               許すため ) である。

       sendWidth
               メッセージが xmh から送られるとき、SendBreakWidth 文字より 長い
               行は、この値を超えないように複数行に分割される。この値は、
               SendWidth: value の形式の追加の行をメッセージヘッダに挿入するこ
               とによって、ある特定のメッセージについて上書きすることができ
               る。 そのメッセージが送られる前に、この行はヘッダから除去される
               であろう。デ フォルトは、 72 である。

       showOnInc
               新しいメールを取り込んだ後に、現在のメッセージを自動的に表示す
               るかどう か。デフォルトは、true である。

       skipCopied
               ``View Next Message'' 、及び、 ``View Previous Message'' を使っ
               ている ときに、コピーされるマークの付いたメッセージをスキップす
               るかどうか。デ フォルトは、 true である。

       skipDeleted
               ``View Next Message'' 、及び、 ``View Previous Message'' を使っ
               ている ときに、削除されるマークの付いたメッセージをスキップする
               かどうか。デフォ ルトは、 true である。

       skipMoved
               ``View Next Message'' 、及び、 ``View Previous Message'' を使っ
               ている ときに、他のフォルダに移動されるマークの付いたメッセージ
               をスキップする かどうか。デフォルトは、 true である。

       stickyMenu
               true ならば、ポップアップコマンドメニューが使われるとき、ポップ
               アップ   したメニューのカーソルの下に最も最近選択された項目がく
               る。デフォルトは、 false 。ポップアップコマンドメニューのための
               リソースの設定例については、 ファイル clients/xmh/Xmh.sample を
               参照せよ。

       tempDir xmh      が一時ファイルを格納するディレクトリ。プライバシのため
               に、ユー ザは、これを自分のディレクトリに変えることを望むかもし
               れない。デフォル トは、 ``/tmp'' である。

       tocGeometry
               メイン xmh toc と表示ウィンドウのための初期ジオメトリ。

       tocPercentage
               メインウィンドウのうち目次を表示するために使われるパーセンテー
               ジ。デフォ ルトは、 33 である。

       tocWidth
               フォルダの目次において各メッセージのためにどのくらいのキャラク
               タを生み  出すか。デフォルトは、 100 である。リスティングが右側
               の境界で切られて しまうようなメイン xmh  ウィンドウのジオメトリ
               であるとか、大いに mhl を使うつもりであるならば、もっと速くなる
               であろうし、余分の文 字は無意味であろうから、もっと小さい値を使
               え。

       viewGeometry
               メッセージの表示を行うウィンドウのための初期ジオメトリ。

複数メールドロップ
       ユーザは、複数のスプールファイルあるいはメールドロップからメールを取り
       込む必要があるかもしれない。到着するメールが MH slocal プログラ  ムに送
       られるならば、ユーザによって指定されたように複数の到着メールド ロップに
       分類され得る。どのように .maildelivery ファイルで到着メー  ルの転送、及
       び、自動分類を指定するかを学ぶためには、 slocal のた めの MH のマニュア
       ルページを参照しなさい。

       様々なメールドロップについて xmh に通知するためには、ホームディ  レクト
       リにおいて  .xmhcheck というファイルを作成しなさい。このファ イルにおい
       て、既存のフォルダ名とメールドロップの間のマッピングは、フォ ルダ名につ
       づいていくつかの空白で区切られたメールドロップサイトの絶対パ ス名を、一
       行につきにつきひとつのマッピングで与えることで作成される。新 しいメール
       到着を通知するようにリソースが設定されるかどうかにかかわら   ず、   xmh
       は、このファイルを読み、メールドロップをもつあらゆるフォ ルダへの新しい
       メールの取り込みを許す。xmh  は、  -file  引き数  をつけて inc を起動す
       る。そしてxmh  が新しいメールをチェッ  クするように要求されたときには、
       msgchk を使うのではなく直接チェッ クする。

       フォルダ  ``inbox''  、及び、  ``xpert''  のための  .xmhcheck ファイ ル
       フォーマットの例 :
       inbox     /usr/spool/mail/converse
       xpert     /users/converse/maildrops/xpert

アクションおよびインターフェースのカスタマイズ
       xmh は、コマンドの機能に対応するアクション手続きを提供し、アクセラ レー
       タを実装しているので、ユーザは自分のリソースファイルでアクセラレー タや
       新しいボタンの機能をカスタマイズすることができる。カスタマイズされ たリ
       ソースを指定する例については、ファイル mit/clients/xmh/Xmh.sam-ple を参
       照せよ。シンタックスを理解するた めには、 Translation Table Syntax に関
       する X Toolkit Intrinsics 仕様書の Appendix 、及び、 X リソースの利用と
       指定   についての一般的な説明を参照せよ。設計対象外のイベントまたはウィ
       ジェッ トにアクションがバインドされると、予測できない結果が発生する可能
       性がある。

       アクションを自分の xmh ボタンにバインドする方法と、Meta キーが必要 とさ
       れないようにデフォルトアクセラレータを再定義する方法の例を、上記の サン
       プルファイルへのアクセスができない場合のためにここに示した。

       ! To create buttons in the middle of the main window and give them semantics:
       ! ( メインウィンドウの中程にボタンを作成し、そして、それらのボタンにセ
       !   マンティクスを与えるため ) :

       Xmh*CommandButtonCount:       5

       Xmh*commandBox.button1.label: Inc
       Xmh*commandBox.button1.translations: #override\
            <Btn1Down>,<Btn1Up>: XmhIncorporateNewMail() unset()

       Xmh*commandBox.button2.label: Compose
       Xmh*commandBox.button2.translations: #override\
            <Btn1Down>,<Btn1Up>: XmhComposeMessage() unset()

       Xmh*commandBox.button3.label: Next
       Xmh*commandBox.button3.translations: #override\
            <Btn1Down>,<Btn1Up>: XmhViewNextMessage() unset()

       Xmh*commandBox.button4.label: Delete
       Xmh*commandBox.button4.translations: #override\
            <Btn1Down>,<Btn1Up>: XmhMarkDelete() unset()

       Xmh*commandBox.button5.label: Commit
       Xmh*commandBox.button5.translations: #override\
            <Btn1Down>,<Btn1Up>: XmhCommitChanges() unset()

       ! To redefine the accelerator bindings to exclude modifier keys,
       ! and add your own keyboard accelerator for Compose Message:
       ! ( モディファイアキーを除外するためにアクセラレータのバインドを再定
       !   義するため、そして Compose Message に自分のキーボードアクセラレー
       !   タを加えるため ) :

       Xmh*tocMenu.accelerators: #override\n\
            !:<Key>I: XmhIncorporateNewMail()\n\
            !:<Key>C:      XmhCommitChanges()\n\
            !:<Key>R: XmhForceRescan()\n\
            !:<Key>P: XmhPackFolder()\n\
            !:<Key>S: XmhSortFolder()\n
       Xmh*messageMenu.accelerators: #override\n\
            !:<Key>E: XmhComposeMessage()\n\
            !<Key>space:    XmhViewNextMessage()\n\
            !:<Key>c: XmhMarkCopy()\n\
            !:<Key>d: XmhMarkDelete()\n\
            !:<Key>f: XmhForward()\n\
            !:<Key>m: XmhMarkMove()\n\
            !:<Key>n: XmhViewNextMessage()\n\
            !:<Key>p: XmhViewPreviousMessage()\n\
            !:<Key>r: XmhReply()\n\
            !:<Key>u: XmhUnmark()\n

       xmh は、コマンドメニューにおける項目に対応するアクション手続きを提供 す
       る。これらは、ここではなくメニューコマンドを解説するセクションに示さ れ
       ている。メニューにおけるコマンドに対応するアクションに加え、以下の アク
       ションルーチンが、定義されている :

       XmhPushFolder([foldername, ...])
                 このアクションは、各引き数を foldernames のスタックにプッシュ
                 する。引き数が 与えられなかった場合には、選択されたフォルダが
                 スタックにプッシュされる。

       XmhPopFolder()
                 このアクションは、スタックから  foldername を一つポップし、選
                 択フォルダを 設定する。

       XmhPopupFolderMenu()
                 このアクションは、ユーザがフォルダボタンを選択するとき、常に
                 実行されるは ずである。フォルダボタンは、一つのフォルダとその
                 ゼロ個以上のサブフォル ダを表す。サブフォルダのメニューは最初
                 の参照時にこのルーチンによって構 築される。サブフォルダを持た
                 ない場合には、このルーチンは、サブフォルダ   を持たないとして
                 フォルダにマークを付け、メニューの構築は行なわない。そ のよう
                 な場合、メニューボタンは、トグルボタンをエミュレートする。 サ
                 ブフォルダを持つ場合には、メニューボタンアクション
                 PopupMenu() を利用し て、メニューがポップアップする。

       XmhSetCurrentFolder()
                 このアクションにより、メニューボタンがフォルダを選択する機能
                 においてトグ   ルボタンをエミュレートすることが可能にになる。
                 このアクションは、メニューボタンウィジェットのみのためのもの
                 であり、選択 されたフォルダを設定する。

       XmhLeaveFolderButton()
                 このアクションは、ユーザがメニューボタンウィンドウから外にポ
                 インタを動か すとき、メニューボタンが適切に動作することを保証
                 する。

       XmhPushSequence([sequencename, ...])
                 このアクションは、各引き数をシーケンス名のスタックにプッシュ
                 する。引き数が与 えられていない場合には、選択されているシーケ
                 ンスが、スタックにプッシュ される。

       XmhPopSequence()
                 このアクションは、シーケンス名のスタックからシーケンス名を一
                 つポップし、 それが選択されているシーケンスになる。

       XmhPromptOkayAction()
                 このアクションは、 Create Folder (フォルダ作成)  ポップアップ
                 において okay ボタンを押すことと同じである。

       XmhReloadSeqLists()
                 このアクションは、現在開いているフォルダのために公の  MH シー
                 ケンス の内容を再スキャンし、必要ならば sequence メニューを更
                 新する。

       XmhShellCommand( parameter [, parameter])
                 少なくとも一つのパラメータを指定しなければならない。全てのパ
                 ラメータは     空白文字をセパレータとして一つの文字列に連結さ
                 れ、選択されているメッセー ジのリスト、あるいはメッセージが選
                 択されていなければ現在のメッセージが、 パラメータの文字列に追
                 加される。この文字列はシェルコマンドとして実行さ れる。これら
                 のメッセージは、常に絶対パス名として与えられる。選択されて い
                 るメッセージも現在のメッセージもないときに、このアクションを
                 実行するこ とは、エラーを引き起こす。

       XmhCheckForNewMail()
                 このアクションは、 xmh の知る全てのメールドロップをチェックす
                 る。  .xmhcheck  ファイルによっても initialIncFile リソースに
                 よっ てもメールドロップがユーザによって指定されていなければ、
                 MH  コマ  ンド  msgchk が新しいメールをチェックするのに利用さ
                 れ、そうでなけ れば xmh が直接チェックする。

       XmhWMProtocols([wm_delete_window] [wm_save_yourself])
                 このアクションは、ウィンドウマネージャ通信プロトコルへの参加
                 に責任を負う。 これは、ウィンドウの削除やメッセージをあなた自
                 身にセーブすることに、反 応する。ユーザは、適切なパラメータと
                 ともにアクションを起動することにより、   あたかもウィンドウマ
                 ネージャがリクエストしたかのように、 xmh に  これらのプロトコ
                 ルのどちらかまたは両方に応答させることができる。この アクショ
                 ンは、文字列引き数の大文字小文字の区別を無視する。受け取った
                 イベン  トが ClientMessage イベントであってパラメータが存在す
                 るならば、少なく ともパラメータのうちの 1 つは、 xmh によって
                 受け取られるようにそ のイベントによって要求されたプロトコルと
                 一致しなければならない。

MH を使ったカスタマイズ
       作成ウィンドウにおいて表示される最初のテキストは、対応する MH  コ  マン
       ド、すなわち、compreplforw 、を実行する ことによって生成される
       ので、メッセージコンポーネントはこれらのコマンド のための指定でカスタマ
       イズできる。  comp は、 xmh の起動に つき一度だけ実行され、メッセージテ
       ンプレートは、その後の一連の全ての新 規作成のために再利用される。

       xmh は、以下のような MH コマンドを利用する: inc, msgchk,  comp,  sendk,
       repl, forw, refile, rmm, pick, pack, sort, 及び、 scan 。これらのコマン
       ドのためのフラグのあるものは、   MH   プ   ロファイルにおいて指定され得
       る。xmh は、それらを上書きする。 xmh がどのように MH コマンドを利用する
       かを見るために、アプ リケーションリソース debug は、true に設定すること
       ができる。

環境変数
       HOME - ユーザのホームディレクトリ
       MH - MH プロファイルファイルの場所を得るため

ファイル
       ~/.mh_profile  -  環境変数  MH が設定されていない場合に使われる MH プロ
       ファイル
       ~/Mail - MH プロファイルが見つからなかった場合に使われるフォルダ 用ディ
       レクトリ
       ~/.xmhcheck  -  オプショナル、 slocal と共に使う複数メールドロップ のた
       め。
       /usr/local/mh6 - MH コマンド ( 最後の手段として )  、  mhPath  を参照せ
       よ。
       ~/Mail/<folder>/.xmhcache - 各フォルダでの scan の出力
       ~/Mail/<folder>/.mh_sequences - 各フォルダでのシーケンス定義
       /tmp - テンポラリファイル, tempDir を参照せよ。

関連項目
       X(7),   xrdb(1),  X  Toolkit  Intrinsics,  Athena  Widget  Set,  mh(1),
       enscript(1)
       MHxmh に関する本が少なくとも一冊は出版されている.

バグ
       -  ユーザがウィンドウを閉じるとき、そのウィンドウのための全ての一時的な
       ウィンドウも同様に xmh によって閉じられるべきである。
       -  XmhUseAsComposition 、及び、 XmhViewUseAsCompositionDraftsFolder
       のメッセージを処理するとき、同じメッセージが他のウィ ンドウでも表示され
       ている場合には、 xmh は、作成の編集を許さない。
       -  変更をコミットした後に時たま、実際にメッセージがあるにもかかわらず、
       目次が完全に空白であるように表示されることがある。これが起きたときに
       は、  ディスプレイをリフレッシュするか、目次において Control-L をタイプ
       すれ ば、正しい一覧を表示することが多い。これがうまくいかなければ、強制
       的に フォルダを再スキャンさせなさい。
       - ``unseen'' メッセージシーケンスを理解し、利用するべきである。
       - ユーザが MH を以前に利用していないかどうか、また、 .mh_profile の作成
       を申し出なかったかどうかを、  inc  に依存せずに単独で決定するべき  であ
       る。
       - 2 、 3 のコマンドが、欠けている ( rename folder, resend message ) 。
       -  周囲の他の xmh ウィンドウを保持しようとしている間に、最初の toc 、及
       び、表示の削除を要求しているとき、 WM_DELETE_WINDOW プロトコ ルが正しく
       動作しない。
       - メッセージにリプライするるときに、annotation をサポートしていない。
       - 書き込みパーミッションなしにフォルダの共有ができない。
       - プライベートなシーケンスを認識しない。
       -  あるフォルダのシーケンス定義が BUFSIZ キャラクタ以上を含むと、 MH.mh_sequences ファイルが、おかしなフォーマットをして いると報告するであ
       ろう。 xmh は、これらのメッセージが発生したとき捕捉し、そして、表示しよ
       うとするが、それは、問題を訂正し得ない。
       -  シャットダウンでない場合には、変更のコミットを必要とするのではなく、
       一時的なチェックポイントファイルをセーブするべきである。

著者
       Terry Weissman, 以前は Digital Western Research Laboratory
       Donna Converse, MIT X Consortium