Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20110915-1_all bug

MID ファイルにおける設定タイプの変更
       パーサーが読み込む設定タイプは  mib  ファイルの中で切り替えることができ
       る。  このように言われても意味がわからないので、例を示す。   例えば、デ
       フォルトでエージェントのパケットダンプ出力を有効にしたいが、  (snmpget,
       snmpwalk, ... といった) 他のアプリケーションでは 有効にしたくないといっ
       た場合である。 通常、設定ファイルでパケットダンプを有効にするには、

              dumpPacket true

       という行を  snmp.conf ファイルに書く必要がある。 しかしこれでは、全ての
       アプリケーションでダンプが有効になってしまう。   そこで代わりに同じ行を
       snmpd.conf  ファイルに書けば、  snmpd  デーモンにのみ適用される。  ただ
       し、パーサーにこの行を待ち受けるように指示する必要があり、 特殊タイプの
       指定トークンを   []  セットの中に書き込まなければならない。  言い換えれ
       ば、snmpd.conf  ファイルに以下の行を追加することで、  上記の  snmp.conf
       ディレクティブを書き込めるということである。

              [snmp] dumpPacket true

       この行により、上の行が snmpd.conf ファイルではなく snmp.conf ファイルに
       ある場合と同様にパーサーに解析させる。 1 行だけでなく複数の行をパースさ
       せたい場合には、  特殊トークンのみの行を置くことにより、 コンテキストス
       イッチをファイルの残りの部分または 次のコンテキストスイッチディレクティ
       ブが現れるまで適用することができる。

              # このファイルを snmp.conf トークンとして処理させる:
              [snmp]
              dumpPacket true
              logTimestamp true
              # 元の snmpd.conf トークンに戻る:
              [snmpd]
              rocommunity mypublic

コメント
       文字  '#' で始まる設定ファイルの行は、 コメントとして扱われ、パースされ
       ない。

API インタフェース
       エージェントの mib モジュールやアプリケーションで  このシステムを利用す
       るための  C 言語のコードを書くための情報は、 read_config(3) の man ペー
       ジにある。

関連項目
       read_config(3).