Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20131015+dfsg-2_all bug

名前

       chroot - コマンドや対話的シェルを特別なルートディレクトリで実行する

書式

       chroot [OPTION] NEWROOT [COMMAND [ARG]...]
       chroot OPTION

説明

       ルートディレクトリを NEWROOT に設定してコマンドを実行します。

       --userspec=USER:GROUP
              使用するユーザーおよびグループ (ID または名前) を指定します

       --groups=G_LIST
              g1,g2,..,gN 形式で追加のグループを指定します

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       コマンドが指定されなかった場合、  '${SHELL}  -i'  (デフォルトでは '/bin/sh -i') を実行しま
       す。

作者

       作者 Roland McGrath。

バグの報告

       chroot のバグを発見した場合は bug-coreutils@gnu.org に報告してください。 GNU coreutils  の
       ホームページ:  <http://www.gnu.org/software/coreutils/> GNU ソフトウェアを使用する際の一般
       的なヘルプ:        <http://www.gnu.org/gethelp/>        chroot        の翻訳に関するバグは
       <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を参照する場合
       は info coreutils 'chroot invocation' を実行してください。

著作権

       Copyright © 2012 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version  3  or
       later  <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.   This is free software: you are free to change
       and redistribute it.  There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

       chroot(2)

       chroot の完全なマニュアルは  Texinfo  マニュアルとして整備されている。もし、  info  および
       chroot のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info chroot

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。