Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20131015+dfsg-2_all bug

名前

       rpc.nfsd - NFS サーバープロセス

書式

       /usr/sbin/rpc.nfsd [-p port] nproc

説明

       rpc.nfsd  プログラムは  NFS サービスのユーザーレベル部分を実装している。 主な機能は nfsd.o
       カーネルモジュールで処理される。  ユーザー空間プログラムは単に指定された番号の  カーネルス
       レッドを開始するだけである。

       NFS クライアントからのマウント要求を満たすために必要なサービスは rpc.mountd サーバーが提供
       する。

オプション

       -p port
              NFS     リクエストを待ち受けるポートを通常とは異なるものにする。     デフォルトでは
              rpc.nfsd は 2049 番ポートで待ち受ける。

       nproc  NFS  サーバースレッドの数を指定する。 デフォルトでは 1 つのスレッドしか起動しない。
              しかし、性能を最適化するためには複数のスレッドを使うべきである。 どのくらいにすれば
              よいかは NFS クライアントの数とそれらによる負荷に依存するが、 最初は 8 スレッドくら
              いがよいだろう。  スレッド数を変更したときの効果は  nfsstat(8)   プログラムを使って
              チェックできる。

関連項目

       rpc.mountd(8), exportfs(8), rpc.rquotad(8), nfsstat(8).

著者

       Olaf Kirch, Bill Hawes, H. J. Lu, G. Allan Morris III, その他の人々。

                                           31 May 1999                                rpc.nfsd(8)