Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       mknod - ブロックデバイス、キャラクタデバイスの特殊ファイルを作成する

書式

       mknod [OPTION]... NAME TYPE [MAJOR MINOR]

説明

       スペシャルファイル NAME をタイプ TYPE で作成します。

       長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。

       -m, --mode=MODE
              ファイルのパーミッションを a=rw - umask ではなく、(chmod のように) MODE に設定する

       -Z, --context[=CTX]
              作成した  NAME に SELinux セキュリティコンテキストを デフォルトタイプに、指定された
              場合は CTX に、設定する

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       TYPE が b, c, u の場合は MAJOR と MINOR の両方を指定しなければいけません。TYPE が p の場合
       は省略しなければなりません。MAJOR と MINOR が 0x または 0X で始まる場合に は16進数として解
       釈されます。0 で始まる場合には8進数で、それ以外は10進数で解釈 されます。 TYPE は次の通りで
       す:

       b      ブロック型(バッファリングされる)スペシャルファイルを作成

       c, u   キャラクタ型(バッファリングされない)スペシャルファイルを作成

       p      名前つきパイプを作成

       注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして mknod を持っている場合 があり、通
       常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの  文書を参照してオプショ
       ンなどの詳細を確認してください。

       GNU  coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> mknod の翻訳に
       関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。  完全な文書
       を参照する場合は info coreutils 'mknod invocation' を実行してください。

作者

       作者 David MacKenzie。

著作権

       Copyright  ©  2013 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
       later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO  WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       mknod(2)

       mknod  の完全なマニュアルは  Texinfo  マニュアルとして整備されている。もし、  info  および
       mknod のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info mknod

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。