Provided by: open-infrastructure-system-build_20161101-lts2-2_all bug

名前

       lb clean - 設定ディレクトリを掃除します

概要

       lb clean [live-build オプション]

説明

       lb clean は Live システムツール集 live-build(7) の高レベルコマンド (porcelain) です。

       lb clean はシステムビルド後の掃除を担当します。ビルドディレクトリや段階ファイル等その他のファイルの一部を
       削除します。他の live-build コマンドの残骸は全て残します。

オプション

       lb clean は固有のオプションに加え、live-build 全般のオプションを全て理解します。live-build 全般のオプショ
       ンの全容については live-build(7) を見てください。

       --all
           chroot、バイナリ、各段階での生成物、ソースを削除します。キャッシュディレクトリは残します。これはデ
           フォルトの動作で、引数がない場合はこの動作になります。

       --cache
           キャッシュディレクトリを削除します。

       --chroot
           chroot ディレクトリをマウント解除、削除します。

       --binary
           バイナリ関連のキャッシュやファイル、ディレクトリ、各段階で生成したファイルを全て削除します。

       --purge
           全キャッシュを含め、全て削除します。設定ディレクトリは残されます。

       --remove
           段階キャッシュを除いたパッケージキャッシュを含め、全て削除します。設定ディレクトリは残されます。

       --stage
           各段階で生成したファイルを全て削除します。

       --source
           ソース関連のキャッシュやファイル、ディレクトリ、各段階で生成したファイルを全て削除します。

ファイル

       auto/clean

関連項目

       live-build(7)

       このプログラムは live-build の一部です。

ホームページ

       live-build  及び  Live  システムプロジェクトについてのさらなる情報は、<http://live-systems.org/> のホーム
       ページや <http://live-systems.org/manual/> のマニュアルにあります。

バグ

       バグは <http://bugs.debian.org/> にあるバグ追跡システムに  live-build  パッケージのバグ報告として提出する
       か、<debian-live@lists.debian.org> にある Live システムのメーリングリスト宛てにメールを書くことにより報告
       できます。

作者

       live-build は Daniel Baumann さん <mail@daniel-baumann.ch> により書かれました。

20160601                                           2016-07-28                                      LIVE-BUILD(1)