Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20161015+dfsg-1_all bug

名前

       realpath - 絶対パスを表示する

書式

       realpath [OPTION]... FILE...

説明

       展開された絶対パスを表示します。 最後以外のパスの構成要素は存在していなければいけません。

       -e, --canonicalize-existing
              パスの構成要素が全て存在していなければならない

       -m, --canonicalize-missing
              パスの構成要素が存在している必要はない

       -L, --logical
              シンボリックリンクの前にある '..' 要素を展開する

       -P, --physical
              遭遇したシンボリックリンクを展開する (デフォルト)

       -q, --quiet
              ほとんどのエラーメッセージの出力を抑制する

       --relative-to=FILE
              FILE から見た相対パスを表示する

       --relative-base=FILE
              FILE 配下でない場合は絶対パスを表示する

       -s, --strip, --no-symlinks
              シンボリックリンクを展開しない

       -z, --zero
              行の区切りとして改行文字ではなく NUL を使用する

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> realpath の翻訳
       に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。  完全な文
       書は   <http://www.gnu.org/software/coreutils/realpath>   にあります。  ローカルでは  info
       '(coreutils) realpath invocation' で参照できます。

作者

       作者 Pádraig Brady。

著作権

       Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version  3  or
       later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This  is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       readlink(1), readlink(2), realpath(3)

       realpath の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、  info  および
       realpath のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info realpath

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。