bionic (3) getdtablesize.3.gz

Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20161015+dfsg-1_all bug

名前

       getdtablesize - ディスクリプターテーブルのサイズを取得する

書式

       #include <unistd.h>

       int getdtablesize(void);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       getdtablesize():
           glibc 2.12 以降:
               _BSD_SOURCE ||
                   !(_POSIX_C_SOURCE >= 200112L || _XOPEN_SOURCE >= 600)
           glibc 2.12 より前: _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500 || _XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE_EXTENDED

説明

       getdtablesize()  は 1 つのプロセスのオープンできるファイル数の最大値を返す。 返り値はファイルディスクリプ
       ターの取り得る最大値より 1 大きい値である。

返り値

       プロセス毎にオープンできるファイル数の現在の制限値。

エラー

       Linux では、 getdtablesize()  は getrlimit(2)  で説明されているエラーを返すことがある。  下記の「注意」を
       参照のこと。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       getdtablesize() 関数はスレッドセーフである。

準拠

       SVr4, 4.4BSD (getdtablesize()  関数は 4.2BSD で最初に現われた)。 これは POSIX.1-2001 で規定されていないの
       で、 移植性のあるアプリケーションはこの呼び出しの代わりに sysconf(_SC_OPEN_MAX) を使うべきである。

注意

       getdtablesize()  は libc のライブラリ関数として実装されている。glibc 版は getrlimit(2) を呼び出して、現在
       の RLIMIT_NOFILE を返す。 呼び出しに失敗した場合は OPEN_MAX を返す。

関連項目

       close(2), dup(2), getrlimit(2), open(2)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告
       に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。