Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all
名前
chgrp - グループの所有権を変更する
書式
chgrp [OPTION]... GROUP FILE... chgrp [OPTION]... --reference=RFILE FILE...
説明
各ファイルのグループを GROUP に変更します。 --reference を指定した場合は、各ファイルのグ ループを RFILE のグループに変更 します。 -c, --changes verbose モードと同様だが、変更が行われた場合にのみ出力する -f, --silent, --quiet ほとんどのエラーメッセージの出力を抑制する -v, --verbose 処理した各ファイルについて診断メッセージを出力する --dereference シンボリックリンク自身ではなく、シンボリックリンクの 参照先に対して操作を行う (これ がデフォルトの動作) -h, --no-dereference 参照先のファイルではなくシンボリックリンクに適用する (意味があるのは、シンボリック リンクの所有権を変更 できるシステムの場合だけです) --no-preserve-root '/' を特別扱いしない (デフォルト) --preserve-root '/' に対する再帰的な操作を失敗させる --reference=RFILE GROUP の値を指定するのではなく RFILE のグループを 使用する -R, --recursive ファイルとディレクトリを再帰的に操作する 以下のオプションを使うと、-R オプションが併せて指定されたときにどのように 階層を辿るかの動 作を変更できます。複数のオプションが指定された場合は、 最後に指定されたオプションだけが有 効になります。 -H コマンドライン引数がディレクトリに対するシンボ リックリンクの場合に、リンクを辿る -L ディレクトリに対するシンボリックリンクに遭遇した 時には、そのリンクを全て辿る -P シンボリックリンクを一切辿らない (デフォルト) --help この使い方を表示して終了する --version バージョン情報を表示して終了する
例
chgrp staff /u /u のグループを "staff" に変更する。 chgrp -hR staff /u /u とその配下のファイルのグループを "staff" に変更する。 GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> chgrp の翻訳に 関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書 は <http://www.gnu.org/software/coreutils/chgrp> にあります。 ローカルでは info '(coreutils) chgrp invocation' で参照できます。
SEE ALSO
chown(1), chown(2)
作者
作者 David MacKenzie および Jim Meyering。
著作権
Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目
chgrp の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および chgrp のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド info chgrp を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。