Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       qecvt, qfcvt, qgcvt - 浮動小数点数の文字列への変換

書式

       #include <stdlib.h>

       char *qecvt(long double number, int ndigits, int *decpt, int *sign);

       char *qfcvt(long double number, int ndigits, int *decpt, int *sign);

       char *qgcvt(long double number, int ndigit, char *buf);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       qecvt(), qfcvt(), qgcvt(): _SVID_SOURCE

説明

       関数  qecvt(), qfcvt(), qgcvt()  は、それぞれ ecvt(3), fcvt(3), gcvt(3)  と同じである。 引
       き数 numberlong double 型である点だけが異なる。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       関数 qecvt() と qfcvt() はスレッドセーフではない。

       関数 qgcvt() はスレッドセーフである。

準拠

       SVr4.  多くの一般的な UNIX には実装されていないが、SunOS には実装されている。 glibc ではサ
       ポートされている。

注意

       これらの関数は廃止された。代わりに snprintf(3) の使用を推奨する。

関連項目

       ecvt(3), ecvt_r(3), gcvt(3), sprintf(3)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。