Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       strsignal - シグナルを説明する文字列を返す

書式

       #include <string.h>

       char *strsignal(int sig);

       extern const char * const sys_siglist[];

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       strsignal():
           glibc 2.10 以降:
               _XOPEN_SOURCE >= 700 || _POSIX_C_SOURCE >= 200809L
           glibc 2.10 より前:
               _GNU_SOURCE

説明

       strsignal()  関数は、引数 sig で渡されたシグナル番号を 説明する文字列を返す。 文字列は、次
       の strsignal()  が呼ばれるまでの間だけ使用できる。

       配列 sys_siglist はシグナルを説明する文字列を保持しており、 配列へのアクセスにはシグナル番
       号を添え字として用いる事ができる。 出来るだけこの配列の代わりに strsignal()  関数を 使うべ
       きである。

返り値

       strsignal()  関数は、シグナルの適切な説明を返す。 もしシグナル番号が不正な場合は、未知のシ
       グナル (unknown signal) を示す メッセージを返す。 (Linux はそうではないが)不正なシグナル番
       号に対して、 NULL を返すシステムもある。

準拠

       POSIX.1-2008.  Solaris と BSD 系にも存在する。

関連項目

       psignal(3), strerror(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部  である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。