Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20210215+dfsg-1_all bug

名前

       cbrt, cbrtf, cbrtl - 立方根を計算する関数

書式

       #include <math.h>

       double cbrt(double x);
       float cbrtf(float x);
       long double cbrtl(long double x);

       -lm でリンクする。

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       cbrt():
           _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500 ||
           _XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE_EXTENDED || _ISOC99_SOURCE ||
           _POSIX_C_SOURCE >= 200112L;
           or cc -std=c99
       cbrtf(), cbrtl():
           _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 600 || _ISOC99_SOURCE ||
           _POSIX_C_SOUCE >= 200112L;
           or cc -std=c99

説明

       cbrt()  関数は x の (実数)立方根を返す。 この関数が失敗することはない。なぜなら、 すべての
       内部表現可能な (representable) 実数は 必ず内部表現可能な立方根を持つためである。

返り値

       これらの関数は x の立方根を返す。

       x が +0、-0、正の無限大、負の無限大、NaN のいずれかの場合、 x が返される。

エラー

       エラーは発生しない。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       関数 cbrt(), cbrtf(), cbrtl() はスレッドセーフである。

準拠

       C99, POSIX.1-2001.

関連項目

       pow(3), sqrt(3)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。