Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20210215+dfsg-1_all
名前
fmin, fminf, fminl - 二つの浮動小数点数の最小値を求める
書式
#include <math.h> double fmin(double x, double y); float fminf(float x, float y); long double fminl(long double x, long double y); -lm でリンクする。 glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照): fmin(), fminf(), fminl(): _XOPEN_SOURCE >= 600 || _ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L; or cc -std=c99
説明
これらの関数は x と y のうち小さい方の値を返す。
返り値
これらの関数は x と y の最小値を返す。 一方の引き数が NaN の場合、もう一方の値が返される。 両方の引き数が NaN の場合、NaN が返される。
エラー
エラーは発生しない。
バージョン
これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
属性
マルチスレッディング (pthreads(7) 参照) 関数 fmin(), fminf(), fminl() はスレッドセーフである。
準拠
C99, POSIX.1-2001.
関連項目
fmax(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクト の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。 2013-09-17 FMIN(3)