Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20210215+dfsg-1_all 

名前
getw, putw - ワード(int)の入出力
書式
#include <stdio.h>
int getw(FILE *stream);
int putw(int w, FILE *stream);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
getw(), putw():
glibc 2.3.3 以降:
_SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE ||
(_XOPEN_SOURCE &&
!(_POSIX_C_SOURCE >= 200112L || _XOPEN_SOURCE >= 600))
glibc 2.3.3 より前:
_SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE
説明
getw() は stream からワード (int型) を読み込む。 この関数は、SVr4 との互換性のために提供されている。 こ
の関数の代わりに fread(3) を使用することを勧める。
putw() は stream にワード w (int型) を書き込む。 この関数は SVr4 との互換性のために提供されているが、こ
の関数の代わりに fwrite(3) を使用することを勧める。
返り値
通常、 getw() は読み込んだワードを返し、 putw() は 0 を返す。 エラーが発生した場合、これらの関数は EOF
を返す。
準拠
SVr4, SUSv2. POSIX.1-2001 には存在しない。
バグ
エラーの時に返される値は、正しいデータとして返されることもある。 ferror(3) を用いると、この二つの場合を
区別することが出来る。
関連項目
ferror(3), fread(3), fwrite(3), getc(3), putc(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告
に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
GNU 2010-09-26 GETW(3)