jammy (3) putwchar.3.gz

Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20210215+dfsg-1_all bug

名前

       putwchar - ワイド文字を標準出力へ書き出す

書式

       #include <wchar.h>

       wint_t putwchar(wchar_t wc);

説明

       putwchar()  関数は putchar()  のワイド文字版である。 この関数は wcstdout へと書き出す。ferror(stdout)
       が 真ならば WEOF を返す。ワイド文字の変換に失敗した場合には errnoEILSEQ を設定して WEOF  を返す。それ
       以外の場合は wc を返す。

       これらの処理を停止せずに行いたいときは、 unlocked_stdio(3) を参照のこと。

返り値

       エラーが起きなかった場合、 putwchar()  関数は wc を返す。 エラーが起きた場合は WEOF を返す。

準拠

       C99.

注意

       putwchar()  の動作は現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリーに依存している。

       putwchar()  が実際にはワイド文字 wc と等価なマルチバイト文字を 書き出すことを期待してもよい。

関連項目

       fputwc(3), unlocked_stdio(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告
       に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。