Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20210215+dfsg-1_all bug

名前

       ecvt_r, fcvt_r, qecvt_r, qfcvt_r - 浮動小数点数の文字列への変換

書式

       #include <stdlib.h>

       int ecvt_r(double number, int ndigits, int *decpt,
                  int *sign, char *buf, size_t len);

       int fcvt_r(double number, int ndigits, int *decpt,
                  int *sign, char *buf, size_t len);

       int qecvt_r(long double number, int ndigits, int *decpt,
                  int *sign, char *buf, size_t len);

       int qfcvt_r(long double number, int ndigits, int *decpt,
                  int *sign, char *buf, size_t len);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       ecvt_r(), fcvt_r(), qecvt_r(), qfcvt_r():
           _SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500

説明

       関数  ecvt_r(),  fcvt_r(),  qecvt_r(), qfcvt_r()  は、それぞれ ecvt(3), fcvt(3), qecvt(3),
       qfcvt(3)  と同じであるが、 静的バッファーの代わりに、長さ len の指定された buf  に結果を格
       納する点が異なる。 ecvt(3), qecvt(3)  を参照のこと。

返り値

       これらの関数は成功すると 0 を、それ以外は -1 を返す。

準拠

       これらの関数は GNU による拡張である。

注意

       これらの関数は廃止された。代わりに sprintf(3)  の使用を推奨する。

関連項目

       ecvt(3), qecvt(3), sprintf(3)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。