Provided by: freewnn-jserver_1.1.1~a021+cvs20130302-7build1_amd64 bug

名称


       hinsi.data          品詞管理ファイル(hinsifile)

形式


       /usr/local/lib/wnn/ja_JP/hinsi.data

機能


       このファイルは、幹語品詞に関する情報を管理するためのものです。  幹語品詞に関する情報は、全
       ての辞書と接続情報ファイルの間で共通でないと  いけないので、このファイルを勝手にエディット
       することは許されません。  (もし、勝手に変更すると、古い品詞管理ファイルを使用して作成した
       辞書、 及び接続情報ファイルの品詞番号の意味が、異なったものになってしまいます) このファイ
       ルに定義されている順番に、品詞、複合品詞に番号が割り当てられ、  その番号は、辞書、品詞ファ
       イルを作る時、及びサーバ、クライアントで番号  から品詞名を引くため、及び、複合品詞に対しそ
       れを構成する品詞の集合を引  くために用いられます。 この割り当てられる番号は 0 からの昇順に
       なっています。 このファイルに対して許される操作は、新しい品詞及び複合品詞をファイルの 最後
       に付け加えることと、”@”のみからなる行を品詞、複合品詞の定義に置き 換えることだけです。エン
       トリの削除は決してしないで下さい。 ”@”は、そこの品詞名は定めないが、取り敢えず領域を取って
       おくことを意味 します。

       このファイルの各行の品詞のフォーマット

         品詞
         複合品詞/品詞:品詞:...:品詞

       という形式をしています。ただし、複合品詞の定義で現れる品詞は、  それより前に品詞として定義
       されていなくてはなりません。また、  同じ名前を持つ品詞、或いは複合品詞が存在していてはいけ
       ません。 ”;”に出合うと、行末までコメントとして無視されます。

         (例)
         先頭     ;文節先頭
         名詞     ;これは、名詞が 8番であることを意味しています。
         一段
         一段名/一段:名詞  ;これは複合品詞
         @
         @

       このファイルに関する情報(品詞番号から品詞名を引く、あるいは、複合品詞に 対しその構成要素を
       引く)は、ライブラリによって提供されますので、クライア ントプロセスから参照できます。

                                         28 January 1992                            HINSI.DATA(5)