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名前
repertoiremap - シンボル文字名の Unicode コードポイントへのマップ
説明
repertoire マップは、 localedef(1) でロケールをコンパイルする際の、 シンボル文字名と Unicode コードポイン
ト間のマッピングを定義する。 repertoire マップの使用は必須ではなく、 推奨方法である Unicode コードポイン
トではなく、 シンボル名を使用する場合にのみ必要である。
文法
repertoiremap ファイルは以下のキーワードからなるヘッダーで始まる:
<comment_char>
ファイルの残りの部分でコメントキャラクターとして使用する文字 を指定する。デフォルトではシャープ
(#) である。
<escape_char>
ファイルの残りの部分でエスケープキャラクターとして使用する文字を 指定する。これは特殊な意味に解釈
される文字をエスケープするのに使用する。 デフォルトはバックスラッシュ (\) である。
マッピングセクションは最初のカラムに CHARIDS というキーワードを置くことで始める。
マッピング行は以下のフォーマットである。
<symbolic-name> <code-point> <comment>
マッピングを一つだけ定義する。 <comment> は省略可能。
マッピングセクションは文字列 END CHARIDS で終了する。
ファイル
/usr/share/i18n/repertoiremaps
デフォルトの repertoire マップの通常のパス。
準拠
POSIX.2.
注意
repertoire マップは非推奨であり、 Unicode コードポイントが推奨である。
関連項目
locale(1), localedef(1), charmap(5), locale(5)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告
に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
GNU 2014-06-02 REPERTOIREMAP(5)