Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       clog2, clog2f, clog2l - 底が 2 の複素数の対数

書式

       #include <complex.h>

       double complex clog2(double complex z);
       float complex clog2f(float complex z);
       long double complex clog2l(long double complex z);

説明

       clog2(z) の呼び出しは clog(z)/log(2) と等価である。

       他の関数は同じ機能を持つ float 版と long double 版である。

       z として 0 に近い値を入れると、オーバーフローを起こすため、 注意が必要である。

準拠

       これらの関数名は C99 で今後使用するために予約されている。

       バージョン 2.19 時点では、glibc にはまだ実装されていない。

関連項目

       cabs(3), cexp(3), clog(3), clog10(3), complex(7)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの
       説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

                                            2020-06-09                                   CLOG2(3)