Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       dysize - 与えた年の日数を返す

書式

       #include <time.h>

       int dysize(int year);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       dysize():
           Since glibc 2.19:
               _DEFAULT_SOURCE
           Glibc 2.19 and earlier:
               _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE

説明

       この関数は通常の年には 365 を返し、うるう年には 366 を返す。 うるう年の計算は次の式による:

            (year) %4 == 0 && ((year) %100 != 0 || (year) %400 == 0)

       この式は __isleap(year) マクロで定義されており、 <time.h> にもある。

属性

       この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

       ┌─────────────────┬───────────────┬─────────┐
       │インターフェース属性      │
       ├─────────────────┼───────────────┼─────────┤
       │dysize()         │ Thread safety │ MT-Safe │
       └─────────────────┴───────────────┴─────────┘

準拠

       この関数は SunOS 4.x で生まれた。

注意

       これは互換用の関数に過ぎない。新しいプログラムでは使わないこと。

関連項目

       strftime(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの
       説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。