Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       index, rindex - 文字列中の文字の位置を示す

書式

       #include <strings.h>

       char *index(const char *s, int c);

       char *rindex(const char *s, int c);

説明

       index()  関数は、文字列 s 中に最初に文字 c が 現れた位置へのポインターを返す。

       rindex()  関数は、文字列 s 中に最後に文字 c が 現れた位置へのポインターを返す。

       文字列を終端するヌルバイト ('\0') は、文字列の一部とみなされる。

返り値

       index()   と rindex()  関数は、一致した文字へのポインターか、 もし文字が見つからない場合は
       NULL を返す。

属性

       この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

       ┌──────────────────┬───────────────┬─────────┐
       │インターフェース属性      │
       ├──────────────────┼───────────────┼─────────┤
       │index(), rindex() │ Thread safety │ MT-Safe │
       └──────────────────┴───────────────┴─────────┘

準拠

       4.3BSD; POSIX.1-2001 では「過去の名残 (LEGACY)」と位置付けられている。  POSIX.1-2008  では
       index()   と rindex()  の仕様が削除されている。 代わりに、 strchr(3)  と strrchr(3) の使用
       が推奨されている。

関連項目

       memchr(3), strchr(3), string(3), strpbrk(3), strrchr(3), strsep(3), strspn(3),  strstr(3),
       strtok(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの
       説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。