Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all
名前
wcwidth - ワイド文字が必要とするカラム数を調べる
書式
#define _XOPEN_SOURCE #include <wchar.h> int wcwidth(wchar_t c);
説明
wcwidth() 関数は、ワイド文字 c を表現するために必要なカラム 数を返す。c が印刷可能文字な らば、この値は 0 以上である。 c がヌルワイド文字 (L'\0') ならば、値は 0 である。 それ以外 の場合には -1 が返される。
返り値
wcwidth() 関数は、c の表現に必要なカラム数を返す。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。 ┌─────────────────┬───────────────┬────────────────┐ │インターフェース │ 属性 │ 値 │ ├─────────────────┼───────────────┼────────────────┤ │wcwidth() │ Thread safety │ MT-Safe locale │ └─────────────────┴───────────────┴────────────────┘
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008. glibc 2.2.5 以前では以下のプロトタイプ宣言が使用されていたことに 注意すること。 int wcwidth(wint_t c);
注意
wcwidth() の動作は、現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリーに依存する。
関連項目
iswprint(3), wcswidth(3), feature_test_macros(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの 説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。