Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       grub-bios-setup - GRUB を使ったデバイスの起動設定

書式

       grub-bios-setup [OPTION...] DEVICE

説明

       DEVICE から起動するためのイメージを設定します。

       通常はこのプログラムを直接起動しません。 代わりに grub-install を使ってください。

       -a, --allow-floppy
              ドライブをフロッピーとしても起動可能とします  (デフォルトは  fdX  デバイスが対象)。
              BIOS によっては動作しない場合があります。

       -b, --boot-image=FILE
              ブートイメージとして FILE を用います。[デフォルト=boot.img]

       -c, --core-image=FILE
              コアイメージとして FILE を用います。 [デフォルト=core.img]

       -d, --directory=DIR
              ディレクトリ DIR にある GRUB ファイルを用います。 [デフォルト=/boot/grub]

       -f, --force
              問題が検出されてもインストールします。

       -m, --device-map=FILE
              デバイスマップとして FILE を用います。 [デフォルト = /boot/grub/device.map]

       --no-rs-codes
              埋め込み core.img である場合に、 リードソロモンコード (reed-solomon code)  を適用し
              ません。 このオプションは x86 BIOS ターゲットに対してのみ利用可能です。

       -s, --skip-fs-probe
              DEVICE 内のファイルシステムを調査しません。

       -v, --verbose
              詳細メッセージを表示します。

       -?, --help
              ヘルプ一覧を表示します。

       --usage
              簡単な使用方法を表示します。

       -V, --version
              プログラムバージョンを表示します。

       ロングオプションにおいて必須の引数または任意の引数になっているものは、  ショートオプション
       においても同じく必須または任意です。

       DEVICE は OS デバイス (つまり /dev/sda) でなければなりません。

バグ報告

       バグ報告は <bug-grub@gnu.org> までお願いします。

関連項目

       grub-install(8), grub-mkimage(1), grub-mkrescue(1)

       grub-bios-setup の完全なドキュメントは Texinfo  マニュアルとしてメンテナンスされています。
       infogrub-bios-setup の両プログラムが適切にインストールされていれば、 以下のコマンド

              info grub-bios-setup

       を実行して完全なマニュアルを参照できます。