Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       iptables-apply - リモートからの iptables のより安全な更新方法

書式

       iptables-apply [-hV] [-t timeout] ruleset-file

説明

       iptables-apply  は、新しいルールセット (iptables-save の出力や iptables-restore の入力と同
       じフォーマット) の iptables への適用を試みてから、ユーザーにこの変更を適用してよいかを問い
       合わせる。新しいルールセットが既存の接続を切断する場合、ユーザーは許可の返事を行うことがで
       きない。この場合、このスクリプトはタイムアウト時間が経過した後で直前のルールにロールバック
       を行う。タイムアウトは -t で設定できる。

       ip6tables-apply として呼び出された場合には、ip6tables-save/-restore が代わりに利用される。

オプション

       -t seconds, --timeout seconds
              タイムアウト時間を設定する。この時間が経過した後、このスクリプトは以前のルールセッ
              トにロールバックを行う。

       -h, --help
              使用方法を表示する。

       -V, --version
              バージョン情報を表示する。

関連項目

       iptables-restore(8), iptables-save(8), iptables(8).

著作権

       iptables-apply の著作権は Martin F. Krafft が持っている。

       このマニュアルページは Martin F. Krafft <madduck@madduck.net> が書いた。

       この文書のコピー、配布、修正は Artistic License 2.0 の下で行うことができる。