Provided by: goobox_3.6.0-11build2_amd64 bug

NAME

       goobox — 取り込みもできるグラフィカルな GNOME 用CDプレーヤー

SYNOPSIS

       goobox [オプション]  [...]

説明

        goobox  は GNOME 3 デスクトップ環境用の簡単に使えるグラフィカルCDプレーヤーで取り込みも可
       能です。CDの再生や取り込み  (つまりファイルに保存)、さらにジャケット表示もできるようになっ
       ています。

        取り込みと再生には GStreamer フレームワーク、索引には musicbrainz を使います。

オプション

        アプリケーションオプション:

       --eject
                  CDを取り出します

       --next
                  次のトラックを再生します

       --play
                  起動時にCDを再生します

       --previous
                  前のトラックを再生します

       --quit
                  アプリケーションを終了します

       --stop
                  再生を停止します

       -d --device=デバイスのパス
                  使うCDデバイスを指定します

       --display=ディスプレイ
                  使うXディスプレイを指定します

       -v --version
                  プログラムのバージョンを表示します

       --toggle-play
                  再生を切り替えます

       --toggle-visibility
                  メインウィンドウの表示を切り替えます

        ヘルプオプション:

       -h --help
                  ヘルプオプションを表示します:

       --help-all
                  全ヘルプオプションを表示します

       --help-gst
                  GStreamer オプションを表示します

       --help-gtk
                  GTK+ オプションを表示します

        GStreamer オプション:

       --gst-version
                  GStreamer のバージョンを表示します

       --gst-fatal-warnings
                  全警告を致命的にします

       --gst-debug-help
                  利用できるデバッグ用のカテゴリを表示して終了します

       --gst-debug-level=レベル
                  デバッグレベルを1  (エラーのみ、デフォルト) から9 (全情報)、出力しない0から指定
                 します

       --gst-debug=リスト
                  「カテゴリ名:レベル」の組で各カテゴリに特定のレベルをセットします。コンマで区
                 切って列挙することで複数をセットできます。例: GST_AUTOPLUG:5,GST_ELEMENT_*:3

       --gst-debug-no-color
                  デバッグ用出力の着色を無効にします

       --gst-debug-color-mode
                  デバッグログの着色モードを変更します。指定できるモード:
                 off、on、disable、auto、unix

       --gst-debug-disable
                  デバッグを無効にします

       --gst-plugin-spew
                  プラグイン読み込みの診断を冗長にします

       --gst-plugin-path=パス
                  プラグインの置かれているパスをコロンで区切って指定します

       --gst-plugin-load=プラグイン
                  環境変数 GST_PLUGIN_PATH に列挙されている以外に事前ロードしておくプラグインをコ
                 ンマで区切って指定します

       --gst-disable-segtrap
                  プラグイン読み込み時のセグメンテーション違反の捕捉を無効にします

       --gst-disable-registry-update
                  レジストリの更新を無効にします

       --gst-disable-registry-fork
                  レジストリを走査する際に fork() を使わないようにします

        GTK+ オプション:

       --class=クラス
                  ウィンドウマネージャにより利用されるプログラムのクラスを指定します

       --name=名前
                  ウィンドウマネージャにより利用されるプログラム名を指定します

       --gtk-module=モジュール
                  追加で読み込む GTK+ モジュールを指定します

       --gdk-debug=フラグ
                  GDK デバッグ用フラグを指定します

       --gdk-no-debug=フラグ
                  セット解除する GDK デバッグ用フラグを指定します

       --gtk-debug=フラグ
                  GTK+ デバッグ用フラグを指定します

       --gtk-no-debug=フラグ
                  解除する GTK+ デバッグ用フラグを指定します

       --g-fatal-warnings
                  全警告を致命的にします

関連項目

        sound-juicer(1)

著者

        このマニュアルページは  Dan Korostelev dan@ats.energo.ru により Debian システム向けに書か
       れました (他のシステムでも使えますが)。その後 Helge Kreutzmann debian@helgefjell.de により
       更新されました。GNU General Public License (GPL) のバージョン2またはフリーソフトウェア財団
       により公開された、それ以降の任意のバージョンに記載の条件の下でこの文書を複製、配布、変更す
       る許可を与えられています。

        Debian システムでは /usr/share/common-licenses/GPL に GNU General Public License の全文が
       あります。

                                                                                        GOOBOX(1)