Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       gsl-randist - さまざまな分布から乱数サンプルを生成する

書式

       gsl-randist seed n DIST param1 param2 [..]

説明

       gsl-randist  は  GNU 科学技術計算ライブラリのデモプログラムです。 分布パラメーター param1,
       param2, ... を使って、 分布 DIST から n 個の乱数サンプルを生成します。

       以下に例を示します。 幅 30 で、そのヒストグラムのレンジが -100 から 100 までで、200 bin を
       使う、Cauchy distribution からの 10000 個のランダムなサンプル を生成します。

            gsl-randist 0 10000 cauchy 30 | gsl-histogram -100 100 200 > histogram.dat

       得られたヒストグラムのプロットは、 コーシー分布としておなじみの形状となります。 そこでは、
       有限のサンプルサイズによって発生する変動を見てとることができます。

            awk '{print $1, $3 ; print $2, $3}' histogram.dat | graph -T X

関連項目

       gsl(3), gsl-histogram(1).

著者

       gsl-randist was written by James  Theiler  and  Brian  Gough.   Copyright  1996-2000;  for
       copying conditions see the GNU General Public Licence.

       This manual page was added by the Dirk Eddelbuettel <edd@debian.org>, the Debian GNU/Linux
       maintainer for GSL.