Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       stime - 時間を設定する

書式

       #include <time.h>

       int stime(const time_t *t);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       stime():
           Since glibc 2.19:
               _DEFAULT_SOURCE
           Glibc 2.19 and earlier:
               _SVID_SOURCE

説明

       NOTE: This function is deprecated; use clock_settime(2)  instead.

       stime()   はシステムの時刻と日付を設定する。  t  が指す時刻は、時刻紀元 (Epoch; 1970-01-01
       00:00:00 +0000 (UTC))  からの秒数で指定する。 スーパーユーザーのみが  stime()   を実行でき
       る。 (訳注: 正確にはグリニッジ平均時(GMT)ではなく協定世界時(UTC)が使用される)

返り値

       成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は -1 が返され、 errno が適切に設定される。

エラー

       EFAULT ユーザー空間から情報を得るときにエラーが発生した。

       EPERM  呼び出し元のプロセスが十分な権限を持っていない。 Linux では CAP_SYS_TIME 権限が必要
              である。

準拠

       SVr4.

注意

       Starting  with  glibc  2.31,  this  function  is  no  longer  available  to  newly  linked
       applications and is no longer declared in <time.h>.

関連項目

       date(1), settimeofday(2), capabilities(7)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの
       説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。