Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       vhangup - 現在の端末を仮想的に (virtualy) ハングアップ (hangup) させる

書式

       #include <unistd.h>

       int vhangup(void);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

        vhangup():
           glibc 2.21 以降:
               _DEFAULT_SOURCE
           glibc 2.19 と 2.20:
               _DEFAULT_SOURCE || (_XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE < 500)
           glibc 2.19 以前:
               _BSD_SOURCE || (_XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE < 500)

説明

       vhangup()   は現在の端末 (terminal) でハングアップをシミュレートする。このコールは他のユー
       ザーがログインした時に綺麗 (clean) な端末を得ることができるよう手配する。

返り値

       成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は -1 が返され、 errno が適切に設定される。

エラー

       EPERM  呼び出し元プロセスに         vhangup()           を呼び出すための十分な特権がない。
              CAP_SYS_TTY_CONFIG ケーパビリティ (capability) が必要である。

準拠

       このコールは Linux 特有であり、移植を意図したプログラムで 使用してはいけない。

関連項目

        init(1), capabilities(7)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの
       説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。