Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       wmemmove -ワイド文字の配列をコピーする

書式

       #include <wchar.h>

       wchar_t *wmemmove(wchar_t *dest, const wchar_t *src, size_t n);

説明

       wmemmove()   関数は、 memmove(3)  関数に対応するワイド文字関数であ る。この関数は src を先
       頭とする配列から dest を先頭とする 配列に n 個のワイド文字をコピーする。2 つの配列は重なっ
       ていても 構わない。

       プログラマは、少なくとも n 個のワイド文字が入る領域を dest に確保しなければならない。

返り値

       wmemmove()  は dest を返す。

属性

       この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

       ┌─────────────────┬───────────────┬─────────┐
       │インターフェース属性      │
       ├─────────────────┼───────────────┼─────────┤
       │wmemmove()       │ Thread safety │ MT-Safe │
       └─────────────────┴───────────────┴─────────┘

準拠

       POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C99.

関連項目

       memmove(3), wmemcpy(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの
       説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。