Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       at.allow, at.deny - at や batch によるジョブ実行が可能なユーザーを定める

説明

       /etc/at.allow ファイルと /etc/at.deny ファイルは、 at(1) または batch(1) によって、 後に実
       行されることになるコマンドを、 どのユーザーが登録できるかを定めます。

       ファイルのフォーマットはユーザー名のリストであり、 1 行に 1 ユーザーずつ記述します。  空白
       文字を記述することはできません。

       ファイル /etc/at.allow が存在する場合、 そこに記述されているユーザーのみが at を使用するこ
       とができます。

       /etc/at.allow がない場合は /etc/at.deny がチェックされます。  そしてそこに記述されていない
       ユーザーであれば、 at を使用することができます。

       /etc/at.deny がないということは、 すべてのユーザーが at を使用できることを表しています。

       どちらのファイルもない場合、 at を使用できるのはスーパーユーザーのみです。

関連項目

       at(1), cron(8), crontab(1), atd(8).

                                             1997/09                                  AT.ALLOW(5)