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名前
rmmod - Linux カーネルからモジュールを取り外す単純なプログラム
書式
rmmod [-f] [-s] [-v] [modulename]
説明
rmmod は、カーネルから (モジュールをアンロードする機能がサポートされている場合に) モジュールを取り外すさ
さやかなプログラムです。ほとんどのユーザが rmmod よりも modprobe(8) に -r オプションを付けて使いたいと思
うことでしょう。
オプション
-v, --verbose
プログラムが何をやっているかについてメッセージを表示します。通常 rmmod がメッセージを出すのは、何かが
うまく行かなかったときだけです。
-f, --force
このオプションは、きわめて危険なことがあります。 カーネルのコンパイル時に CONFIG_MODULE_FORCE_UNLOAD
を有効にしていないと、このオプションは効果を持ちません。このオプションを使うと、 現在使用中のモジュー
ルや、取り外せるように作られていなかったり、 取り外すのは危険だとマークされているモジュールを取り外す
ことができます (lsmod(8) を参照してください)。
-s, --syslog
エラーメッセージを標準エラーではなく、syslog に送ります。
-V --version
プログラムのバージョンを表示して終了します。
著作権
このマニュアルページの最初の版は、"Copyright 2002, Rusty Russell, IBM Corporation" でした。現在では、Jon
Masters ほか数名によって保守されています。
関連項目
modprobe(8), insmod(8), lsmod(8), modinfo(8) depmod(8)
著者
Jon Masters <jcm@jonmasters.org>
開発者
Lucas De Marchi <lucas.de.marchi@gmail.com>
開発者
kmod 2021/01/29 RMMOD(8)